Odds Park 競馬

　今日のメインはＢ－１組の下呂温泉特別。前走勝ちの好調馬が多く集まっているが、中でも勝ちっぷりの良さが光るのが◎(５)ニホンピロペリー。出脚はひと息だが、エンジンが掛かってからの脚はＢ級では一枚も二枚も上とみる。10月11日の直接対決ではこれに６馬身差の２着だった○(１)ゼンダンキズナだが、当時はインに詰まっているうちに出し抜けを食らった面があった。その後の連勝劇を見ても、能力は互角だろう。９月以降はすっかり成績が安定して地力強化が著しい▲(10)キテヤイヨジ。直前の追い切りの動きも抜群で、勢いに乗って３連勝があっても驚けない。転入初戦の勝ちっぷりが良かった△(６)シタンも有力な１頭。中央の良績は芝ばかりでダートに不安があったが、直線であっさり抜け出す楽勝劇。この相手でも好勝負できそう。その他にも型にハマれば上がり37秒台でまとめる決め手を持つ×(９)ドラムライム、転入初戦のうえ超久々でも４着とメドをつけた×(３)チェンカーンも軽視できない存在だ。

◎(５)ニホンピロペリー　中央１勝クラスでは４着が最高だったが、笠松転入後は強烈な末脚を駆使して２→１→１着と、まだ底を見せていない。脚質的に距離短縮はプラスとはいえないが、２走連続で１分28秒９をマーク。時計比較では優位感があるだけに、素直に潜在能力を信頼したい。

○(１)ゼンダンキズナ　中央では芝で２走していいところがなかったが、転入後は10戦して５勝、２着５回と抜群の安定感を誇っている。どんな競馬にも自在に対応できるのが魅力だ。２走前に６馬身差をつけられた相手はいるが、当時はインでモマれていた。すんなり運べれば逆転の目はある。

▲(10)キテヤイヨジ　門別で１勝を挙げ、２歳11月に笠松へ。移籍当時は成績が安定しなかったが、ここ５走は５戦２勝、２着３回。ここへきて連勝とワンランク上の地力をつけたことは明らかだし、前走でこのクラスを勝った実績も光る。ここも手堅く差してきそうだ。

△(６)シタン　中央では1200ｍから1600ｍを使われ１勝、３着３回。ダートで良績はなかったが、転入初戦では道中インでモマれながら楽な手応えで４角を回り、直線で間を割って楽々と抜け出してきた。あの内容なら１組に上がっても楽しみ。

×(９)ドラムライム　門別から転入後は５戦４勝。２走前に1600ｍで出遅れて４着だったが、敗因はそれなりにあった。前走時計の１分32秒０では１組に入ると心もとないが、すでに１分29秒０の持ち時計があり、速さ負けはないとみる。

×(３)チェンカーン　約１年４カ月ぶりと超のつく久々となった前走だったが、後方から脚を伸ばして４着と掲示板を確保。ひと叩きされて順調に攻め馬の気配は上がっているだけに、今回は馬券圏内が見えてくる。