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2024年11月12日   うらら白山人秋祭どんじゃら市特別A2一サラ系一般 定量 (金沢競馬)  

金沢競馬   第12レース   成長株イサムサンカ、当地初の距離でも躍動
"競馬カナザワ 大井 明洋"

5-5_kanazawa.jpg かつてはオープン重賞を好走した8歳馬2頭の走りがレースの鍵になるが、共に現状は半信半疑。(2)タイサイに関しては7月の1700mA1-2~A2準重賞を圧勝しており、A2で逃げられる顔ぶれと枠順なら奮起する可能性十分だが、現状では今季の上昇顕著(3)イサムサンカの方により魅力を感じる。当地初距離がポイントにはなるものの、克服できると見て◎。買い目としては2頭の折り返し3=2が大本線。(5)アイアムレジェンドは復調度が不透明も、ズブい馬を動かすのには定評がある中島騎手が乗ることになって休養明け3走よりレースぶり好転の期待は高まる。以下は、ここまで挙げた3頭の動向や展開次第にはなるが、転入馬(7)ルパルテール、(6)ウインコマチ、(4)シェンフォンは2~3着可能な走力あり。少頭数だが絞り込みは難しい一戦。

◎は(3)イサムサンカ。10戦6勝でオール3着以内と、今季の上昇が顕著な「上がり馬」。夏休み明けの3走前・B1特選を快勝時より体が締まって上積みを感じたここ2走が2着・2着だが、快足の勝ち馬も強くて苦しい展開なら決して悪くない。当地初の距離に挑むことになるが、中央時は1600m以上起用、母系を紐解いても距離延長は問題ないし、走りからも短距離馬とは思えない。ハナを切るであろう(2)タイサイの外ならレースもしやすく、4連戦目でも至って順調な攻め内容。リズム良く運んで上回っていいはずだ。

○は(2)タイサイ。2000m超の中央オープン・南関東オープン・園田の重賞で好走ある実績馬。強い内容の開幕A2勝ちや7月の連勝が本来の力と言える。好走の多い休み明けでも距離・流れが忙しすぎた前々走3着はともかく、直後のテトラルキアが強かったとはいえ適距離の前走4着は案外で、7月の準重賞圧勝時ほどのデキではないのかもしれないが、この距離のA2で逃げられれば奮起の好走を期待。

▲は(5)アイアムレジェンド。川崎在籍時の金沢への遠征だが、自身でハイラップ刻む逃げで2021年・22年のイヌワシ賞を連覇・2600m北國王冠3着。3走前に休養から復帰後やや案外だが、攻め駆けしない気性的にも叩き良化型で、減った馬体も回復中。中1週続きとはいえ調教内容が少し地味な点だけが気掛かりも、ズブさを考慮した立ち回りができれば前進可能な状況。

△は(7)ルパルテール。寒い北海道から転入でもあり多少毛が長く映り、腹回り以外の肉付きが物足りない気もする点でベストな状態ではなさそうだが、2勝は地方交流とはいえ中央1勝クラスで4着もある馬。追い切りは実績通りの時計マーク。直近の不振・初距離がどう影響するかが今回の焦点になるものの、この相手でも通用の力はある。

注は(6)ウインコマチ。休養明けの3走前が17キロの体重減とはいえ、4月1700mB1準重賞→1500mA2を連勝した時並。その後に更に減ったのは気になったものの、ここ2走は上位が強力、前走は内で我慢→外に出して3着確保なら及第点。同様の運びなら後退ない。

穴は(4)シェンフォン。春より馬体もレースぶりも安定して、道中ジッとすれば展開・距離不問の堅実駆け。重賞レベル相手のここ2走は仕方ない5着・6着。同条件で3・4・4・2着時よりは強敵に思えるものの、前開催の出走取消は影響なさそうで、他が崩れるようだと出番あり。

おすすめ買い目

馬単 3→2 2→3 3→5 3→7 3→6 3→4

 

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