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2024年10月27日 第68回 MRO金賞(ジュンライトボルト賞)3歳サラ系3歳 別定 (金沢競馬) ツイート
金沢競馬 第11レース 絶好の状況!戴冠が見えたプレストマーヴェル
"競馬カナザワ 大井 明洋"
1999年以降は夏の1700~1900m東海近畿交流重賞で定着していたが、昨年から秋の1400m・金沢所属馬のみにリニューアル。短距離向きスピードタイプや夏に転入してきた新勢力も参戦可能になり、1700m以上で行われる「三冠」とは趣きが違う重賞。「石川優駿」「サラブレッド大賞典」の二冠馬ナミダノキスは1700m以上を目指して参戦せず、一冠目「北日本新聞杯」と牝馬1400m重賞・加賀友禅賞を制した石川優駿2着馬リケアマロンは岩手に移籍。他の重賞勝ち馬や好走馬も複数不在となり、重賞2着あるダブルアタック、プレストマーヴェルは距離的にも力が入るところだが、斤量1キロ増、勝って臨んできた馬たちとの力関係も不透明。先行馬多数の顔ぶれになった展開的にも難解な一戦と言える。それでも馬体回復で調整も万全(8)プレストマーヴェルは加賀友禅賞2着の時計や内容は上、先行タイプとはいえ好位もOKのはずで崩れないと見た。ここ2走の勝ちっぷりなら(3)ショウガフクキタルも楽しみで、展開的には自在に動ける(1)ダブルアタックに向く予感も。(5)ハクサンツキミテイ、(10)ガガヒャクマンゴクの逃げたい2頭は同厩舎なら競ることはないと思うが、ハナを切った方が有利となりそう。転入後の連勝が強く好攻めで臨む(11)メイショウベルまでは戴冠の可能性ありと見る。無印にした馬も馬券圏内十分の混戦を強調。
◎は(8)プレストマーヴェル。道営でフレッシュチャレンジ勝ち・盛岡で重賞3着の2歳実績は光る。北日本新聞杯勝ちリケアマロンには完敗も6月の1400m加賀友禅賞2着(3着エムティトップは後にA2まで5連勝)は他を上回り、遠征で減った体重も前走で回復→今回追い切り強化の好循環で臨む目標の一戦。好位もOKの戦績だけに、好走確率は最も高いはず。
○は(11)メイショウベル。中央時に当地交流5着・2着あり、7月の2着は2番手から0秒3差の1500m1分34秒9。少し促した程度で前々走の転入初戦8馬身差圧勝→前走楽勝も必然の走力と言えるし、その前走で鼻出血発症・当日テンションの高さが影響しなければこのメンバーでも通用の脚力あり。相手と流れの違いに対応して上手にレースを運べた時は快走も十分と見た。
▲は(3)ショウガフクキタル。2歳時は新馬→認定を連勝、重賞2着・4着・3着。そもそもの能力は世代上位ランク。8月に休養から復帰後1700m以上で9着・7着だったが、叩き3走目の1400mを完勝→初の古馬戦(B1-4)だった前走1500mは更に強い好時計勝ち。ここ照準で好攻めも消化してきたし、適距離の3歳重賞なら好勝負必至。先行馬揃いの内目の枠で厳しくなりそうな展開を耐えられるかどうかだけ。
△は(1)ダブルアタック。3歳重賞は皆勤で2着・4着・5着(東海との交流・激しい先行争い敗因)・9着(西日本交流)・3着と常に頑張ってきたが、直線で力尽きた北日本2着・石川優駿4着を見てもベスト1500m以下。ここは奮起の距離と相手関係になった。この距離なら極端に揉まれなければ差しもOK、暑さで下降していた状態も持ち直してきたか攻めも前走以上。先行激化になると、この馬の末脚が生きてきそうだ。
注は(5)ハクサンツキミテイ。佐賀交流とはいえ中央1勝馬、好時計の転入後3戦3勝も必然。中央3勝馬を完封した前走は超スローペースゆえ時計は参考外だが、連闘のここに向けて余力を残して勝てたのは大きい。先行争いを制して自分のペースも持ち込めるようだと好レース必至。
穴は(10)ガガヒャクマンゴク。6月の復帰戦を叩いて以降は展開も厳しかった2000m重賞6着・10着以外はオール連対、5走前の1700m準重賞ではダブルアタックを撃破し、通用の能力は実証済み。連闘で参戦は前走時から陣営も公言。最も渋太い「逃げ」に持ち込めるかどうかが最大の鍵で、他の出方や展開に尽きる。
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