Odds Park 競馬

　笠松競馬初日のメインはＢー１組のキク特別。前走勝ちや２着の好調馬が集まっているが、中心は何と言ってもデビュー以来、６連勝中の◎(１)バンダムアゲイン。度重なる相手強化を難なくクリアし、前走も１分41秒４の好時計で大差勝ち。初の古馬相手でも問題あるまい。相手筆頭は４歳の○(５)フルーヴ。以前はワンパンチ足りない面も見せていたが、近況はしぶとさがアップして７戦連続で馬券に絡んでいる。差しの効きにくい馬場状態だった前開催の中で中団から見事に差し切った▲(６)ニホンピロポートの前走も評価に値する。取り消し明けを叩いた上積みも見込めそうで楽しみ。さらに前走のゴール前の脚いろに余裕があった△(７)ダイチノメグミ、外枠からすんなり先行できそうな×(10)チュウワジョーダン、末脚堅実な×(２)ホヲユイットウも連下に押さえたい。

◎(１)バンダムアゲイン　本来はＣ級に格付けされる馬だが、希望してＢー１組のここへ出走。それだけでもこの馬に懸ける陣営の期待の大きさが分かる。デビュー後は無傷の６連勝。インに詰まってハナ差の辛勝が１度あるが、それ以外は圧勝の連続。前走時計も破格で、ここも連勝を伸ばしそう。

○(５)フルーヴ　６月にはＣ級セレクションで６着だったが、それ以降は７戦すべて３着以内にまとめる堅実ぶりを発揮。最後のもうひと踏ん張りが効くようになったのは地力をつけた証拠だろう。前走も圧倒的に人気の馬に早めに交わされながら連を確保と好調モードが続いている。

▲(６)ニホンピロポート　取り消し明けでまだ調整途上に思えた前走だったが、インでタメを作って直線は鋭く伸びて快勝。先行主体のレースが多かったが、最近はすっかり差す競馬が板についてきた。相手強化のここでも要注意だ。

△(７)ダイチノメグミ　堅実ながら勝ちきれないレースが続いていたが、前走では中団から上がり38秒台の末脚で差し切り。これで９・10月は（３・１・０・０）。今年も得意のシーズンに入って上向いてきたようだ。

×(10)チュウワジョーダン　大外枠からすんなり先行できたとはいえ、前走では持ち時計を大幅に更新して快勝。勢い十分だし、今回も大外枠を得た。相手は強くなったが、前走と同じだけは走れれば圏内。

×(２)ホヲユイットウ　９月を全休したぶんと涼しくなった効果で、中間の気配はアップ。元々、堅実な末脚が売りであり、小柄な牝馬だけにひと息入ったマイナス面より、プラスの方が大きそう。初戦から要注意だ。