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2024年10月 1日 加賀粟津賞A2下B1上 中央3歳上1勝クラスサラ系一般 別定 (金沢競馬) ツイート
金沢競馬 第8レース 勝機のメンバーと枠順!タイガークリスエス
"競馬カナザワ 大井 明洋"
今回の地元馬は決して手薄なラインナップでもないが、6月に行われた同じ1500mの金沢城賞もそうだったように「中央で1勝クラス連対」のJRA馬は連対率が高いというのが1勝クラス交流の傾向。次いで重視すべきは「中央で未勝利勝ち」。それを満たす馬がいるならJRA勢から入るのがセオリー。その2つを共にクリアしている(10)タイガークリスエス、そして前々走2着ある(1)ブラックサウザーが必然的に有力候補ということになる。ただ、前者は1200mベストで少々距離が長く、逆に後者は距離不足の追込タイプ。距離的に絶対視まではできない状況ではある。スンナリ先行できた時の3歳馬(7)ランランガールは快走十分と見るし、(8)メリオルヴィータ、(2)ビナカントーも中央で未勝利を勝っている4歳馬だけに、メンバーや展開の違いで変わってくる可能性あり。金沢で勝ち上がった(4)オンリーラヴとて出負けして後方になった6月の金沢城賞は1分34秒台の3着争いで、同程度走れば圏内。いずれにせよJRA勢による拮抗戦の見解。
◎は(10)タイガークリスエス。未勝利交流2着で金沢は経験済み。その後の函館1000mダートで勝ち上がり、昨年9月には阪神1200ダートで1勝クラス2着。この実績は他を上回るもの。金沢交流以外の好走が1200m以下だけに距離克服が鍵となるが、スンナリ前で戦える枠順にもなったし、3ヵ月半ぶりだが最終追い切りも好時計で動けている。不安より期待の方が大きい。
○は(1)ブラックサウザー。勝ち上がりは兵庫だが、JRAに復帰して1勝クラスで好走しているのなら何ら問題ない。キックバックの砂を嫌がったりする気性的に展開に注文付く追込タイプで、昨年は夏負けの経緯、そして1700~1800mベストで距離不足は気になるが、未勝利時や園田時は1400mでも好走できているわけだし、中央に比べれば頭数的にも捌きやすい。前々走・小倉1700mでの2着からも力上位は確か。8ヵ月という長いブランク明けでも動ける態勢になっているかどうかだけ。
▲は(7)ランランガール。4連続2着後に4月の京都1400mダートで勝ち上がり。キツい展開でも完勝しただけに、1勝クラスでも好走できて良かったはずで、現に前々走は3番人気だったが、大敗続きは揉まれ弱さを出したもの。今回はブリンカー着用とのことで、中央より顔ぶれが楽になる交流戦。スンナリ先行の展開に持ち込めれば一変しても不思議ない走力と状況。3歳馬は斤量設定も有利。
△は(8)メリオルヴィータ。1勝クラスでは芝起用が大半も、未勝利勝ちは2才10月の3戦目・東京1600mダート、初ダートで2番手の競馬だった。現級で唯一のダート出走は昨秋・東京1400mダートで14着と大敗したが、内で揉まれて折り合いを欠いたもの。3キロ減騎手で気分良くレースを運べれば一変のケースもあり得る。
注は(2)ビナカントー。未勝利勝ちは昨年7月の中京1200mダートで、好位・4キロ減騎手。ゲートや集中力に課題があって1勝クラスでは6戦して8着が最高も、まだ4歳。少しメンバーが楽なここで好位付けが叶うようなら、距離さえ我慢できれば変わる余地はある。
穴は(4)オンリーラヴ。優秀な昨秋の金沢3着→1着→1着時も口向きに課題あり、頭を上げたりしていた。その辺りで中央復帰後は苦戦しているが、今回と同じ吉原騎手が乗った前々走の当地交流では出負けした後に包まれ後方からを余儀なくされたものの外に出して追い上げて3着争い。その時計で走れば上位争いになっていいし、当時よりポジションが良くなれば更に走れる可能性。
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