おすすめ注目レース
2024年9月23日 オッズパーク杯B2二サラ系一般 定量 (金沢競馬) ツイート
金沢競馬 第8レース 中身の濃い前走2着!ロイヤルナタール勝機
"競馬カナザワ 大井 明洋"
いわゆる「消せる馬」は1頭もいないメンバー構成。加えて逃げ・先行馬の多い1400mでハイペース必至。おそらく土曜・日曜の雨が残って湿った馬場状態になりそうだが、逃げが最も有利とはいえ昨今はペースさえ上がれば差しも十分に届く馬場傾向。先行激化→差し・追込の浮上も十分な一戦と言える。が、それは承知の上で先行タイプ(5)ロイヤルナタールを狙いたい。ここ2走、2着・2着時の勝ち馬ほどの強敵はいないし、快足タイプに距離短縮も大歓迎。展開が向きそうなのは(6)テイコク。当地入り後は追込の競馬になっているが確実に脚は使っており、こちらもここ2走は勝ち馬も強力、前走0秒4差3着も逃げた2着とはクビ差。逆に展開が厳しくなりそうなのはスンナリ逃げ・先行でこその(1)ユキゲショウ、(4)ストレイトアップ、(9)ステイグリーン。それならば立ち回り的に(8)カイエン、(7)アンダーレ、(3)ドルヴァルの方が浮上の可能性が高いと見た。
◎は(5)ロイヤルナタール。JRA時2着・3着は滞在競馬。C2で3月に逃げ切って1勝止まりの兵庫は輸送のある西脇所属。輸送のない当地の方が良さ出そうな快足馬。転入後8着→2着→2着。転入初戦は好メンバーの特選で展開も厳しすぎたのも大きいが、課題であるゲート内も含めた落ち着き・馬体維持が手の内に入りつつあり走力を上げていると見ていい。ここ2走は勝ち馬は転入後連対を外していない強力馬、前走はその連勝中の馬にハナを叩かれて外から応戦した内容なら失速もやむなし。その中身はどう見ても他馬より濃い。中1週の今回は維持の調整に留めたものの、距離短縮・相手好転なら先行激化を克服の勝利を期待。
○は(6)テイコク。川崎では新馬勝ち(逃げ)・今年1月にはC1で3着も。出遅れて後方からになるのがネックでも、当地B2なら地力上位だけに転入後5戦は毎度差し込んでいる。大型牡馬でどう見ても得意と言えない暑さにも耐えていて、今回は調整内容も上がってきた。湿った馬場でも好走の戦績、先行馬揃いでここ2走の勝ち馬ほどの強敵不在。3走前はロイヤルナタールに1秒4もの差を付けられたが、先行激化必至のここは肉迫や突き抜けも。
▲は(8)カイエン。緩かった大型牡馬が本格化を迎え、これまで未勝利だったのが嘘のような3連勝。直線もうひと伸びする渋太さが長所ゆえ1500mがベターなのは間違いないが、モタつきがちな3~4角をカバーする位置取りかつロスなく運ぶことができれば昇級の1400mでも楽しみはあるし、先行激化なら展開が向く可能性もある。
△は(7)アンダーレ。1400mで最前列がベストの気性も、前走はイン追走から0秒7差4着(3着テイコクと1馬身半差)。外枠で位置を悪くするよりはインで我慢する方がマシということかもしれないが、1開催休んだのもプラスに出たか。本来の450kg前後に回復し切らない現状での連戦が今回の鍵になるが、B2を2勝しているようにそもそも力負けはないし、立ち回りの選択肢が増えた今なら先行激化にうまく対応できての好走があっていい。
注は(2)ダブルアタック。先着馬は転入組とはいえ直線で力尽きた北日本新聞杯2着→石川優駿4着、前々走の1700m準重賞も勝ち切れず。現3歳世代では上位の実力は疑いないものの、距離は短い方がいいようだ(3走前1500m重賞5着は執拗に絡まれた展開苦)。一般クラス入りがB2で1400mなら見直せるし、メンバー的にも勝機。ただ、暑い時季は状態維持に苦労しているのは間違いなく、今後の3歳重賞サラブレッド大賞典→MRO金賞を睨んで出走を迷っていたかの経緯。その分で割引評価の「注」としておく。
穴は(3)ドルヴァル。冬季は大井で1着→2着→2着、金沢に戻って開幕からC1~B2を3連勝。その後B1であとひと押し欠いたのは、硬さが出てきて動きが落ちてきたから。それで休み休みの出走になっていたし、まだ攻めた調整は控えている段階だが、今回は2ヵ月ぶりからの3連戦目。少しでも持ち直して好位を運べば勝負になるメンバー、先行が裏目に出た前走から変化は考えるべき。
おすすめ買い目
※投票の際は、締め切り間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。