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2024年9月18日   テレ玉杯オーバルスプリント (浦和競馬)  

浦和競馬   第11レース   タイトル奪取目前のスレイマン
全国公営競馬専門紙協会 日刊競馬

12-2_urawa.jpg【中央所属馬の評価】

 スレイマンは今回初の地方ダートグレード競走参戦だが、復帰後は重賞で3戦して2着2回。これまで1700m以上で使われてきているだけに、小回り1400mが課題になるが、対応できればタイトル奪取も十分可能だ。

 テーオーステルスは復帰戦の大敗からひと息入ったが、浦和1400mはイメージからは抜群に合いそうな感触。鞍上も【3-0-1-2】の川田騎手に戻って、きっちり巻き返して軌道修正したいところ。

 サンライズホークは鞍上テン乗りでスタートもひと息だった前走は参考外。ダートグレード競走3連破がウソのような低迷ぶりだが、このところ自分の型に持ち込めておらず不完全燃焼が続いている。先手主張なら見限れない。

 イーグルノワールはふがいない結果の前走だったが少し人気先行だった。ただ、小回り1400mに変わるのは歓迎で、斤量の52キロも魅力。自分の競馬できる地方ダートグレード競走で巻き返しの条件そろった。

【地方所属馬の評価】

 スマイルウィは昨春さきたま杯、昨秋の当レースいずれも2着惜敗。久々とはいえ物足りない前走の大敗からひと叩きでどこまで変わり身をみせるか。本領発揮できれば勝機も十分。

 シーサーペントは転入後9戦8勝、前走はレコードに0.1秒差に迫る快時計でオープン勝ち。ただ、今回は相手のレベルが上がって楽観できないが、見せ場はほしいところ。

 キャプテンドレイクは転厩2戦目になるが転入後の内容からもダートグレード競走で一変の根拠に乏しい。さすがに使うだけになりそう。

【解説者の予想】

 スレイマンは半姉ジェンティルドンナの超良血。三冠牝馬の姉と異なりダート路線で徐々に力を蓄え昨夏から本格化ムード。今年は3走前アンタレスSと前走プロキオンSで2着と重賞勝ち目前までたどり着いた。ここまで中距離志向だっただけに今回距離への対応がカギになるが、意外と総合力も問われる浦和1400mのダートグレード競走なら勝機十分だ。

 テーオーステルスは放牧調整明けの前走大敗後再び休養に入っての復帰戦。3走前にリステッド勝ちなど能力は高く、5勝中3勝をあげる川田騎手騎乗は心強い材料。父譲りの雄大な馬格だけに仕上がりと小回り対応が条件も、スムーズな競馬なら。

 サンライズホークは昨年の勝ち馬ドライスタウトに続く厩舎連覇がかかる一戦。黒船賞から3戦は3カ月弱のレース間をあけながら11・11・7着。ダートグレード競走3連破の勢いはさすがに陰ってしまったが、前走のサマーチャンピオンに関しては台風順延に伴う鞍上テン乗り。乗り難しそうな馬だけにその影響はあった感も。今回は再び主戦に手戻りし、相手関係も少し緩和した印象。そのうえ斤量面は59から56キロ。発馬と道中の折り合いはカギも巻き返しに期待。

 地方馬実績最上位はスマイルウィ。南関東重賞6勝、昨年のさきたま杯とオーバルスプリントをともに0.1秒差の2着するなどダートグレード競走級の実力は証明済み。それゆえに前走スパーキングサマーC大敗は物足りないが、放牧明け5か月ぶりを叩かれた今回は心身両面のスイッチも入ってくるはず。一変の期待は十分ある。

 3歳イーグルノワールは休養前に古馬と対戦の前走アハルテケS大敗をどう捉えるか。地方ダート経験は今回古馬勢より豊富で休養でリフレッシュなら出番も。

◎(4)スレイマン
○(1)テーオーステルス
▲(2)サンライズホーク
△(7)スマイルウィ
△(6)イーグルノワール

おすすめ買い目

馬単 4→1 1→4 4→2 2→4 4→7 7→4 1→2 2→1 4→6 6→4

 

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