Odds Park 競馬

　今日のメインは２歳オープンの第49回秋風ジュニア。オグリキャップも勝った伝統の２歳準重賞で、笠松２歳世代の登竜門的レースだ。今年もなかなかの素質馬ぞろいだが、中でも追い切りの動きが良かったのは◎(９)ゴーゴーバースデイと○(６)チュッカだ。甲乙つけがたい能力の持ち主だが、距離実績を重視して前者を中心視。前走でゴーゴーバースデイに３秒８差をつけられた▲(８)センゴクブショウだが、馬っぷりの良さは目を見張るものがあり、距離２走目で要注意。◎や○と同様に調教の動きがよかったのは△(３)スターカナザワと×(10)メイプルギン。特に前者は前走の勝ちっぷりが飾やかで初距離でも楽しみ。前走で距離にメドをつけた×(４）リョーマも押さえておきたい１頭。

◎(９)ゴーゴーバースデイ　デビュー後は２着が続いたが、３走目の前走で８馬身差をつける圧勝劇。時計も１分28秒９と現段階では断トツの世代最速をマーク。陣営からは「大きな上積みはどうかも、前走から体調は落ちていない」との声も聞こえており、連勝の期待は十分だ。

○(６)チュッカ　デビュー戦で◎に推したゴーゴーバースデイに０秒５差をつけて快勝。800ｍゆえ、スピードのアドバンテージが生きた可能性があるにせよ、能力の高さを印象づけたのは間違いない。しかも、直前の追い切りも抜群。約２カ月ぶり、初距離でどんな競馬をしてくれるか楽しみ。

▲(８)センゴクブショウ　５月24日、今年最初の新馬戦を快勝。前走はひと息入っていた上に初距離。しかも勝ち馬にマークされて３秒８差をつけられたが、そこを叩かれた上積みが見込めるし、馬っぷりのよさは上位２頭にも負けていない。

△(３)スターカナザワ　デビュー戦は好スタートもゴール前で踏ん張り切れずに３着だったが、２走目の前走では一気の逃げ切り。800ｍとはいえ、ゴール前の脚はしっかりしており、距離延長にも対応できそう。

×(10)メイプルギン　併せ馬で追い切られたが、手ごたえの良さで相手をアオっており、体調はハイレベル。まだ勝ち鞍こそないが、２走前に距離にメドはついている。すんなり運べれば残り目があっていい。

×(４)リョーマ　デビュー戦は800ｍで差し遅れた格好になったが、直線はよく伸びて３着。距離延長の前走で期待通りに快勝して、1400ｍの適性の高さを感じさせてくれた。相手は強くなるが、距離２走目の上積みはありそう。