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2024年8月14日 第48回 岐阜金賞(SP1)3歳 ・オープンサラ系3歳 別定 (笠松競馬) ツイート
笠松競馬 第11レース 駿蹄賞、東海優駿勝ちの実績を信頼 三冠目指すフークピグマリオンに注目
"全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 竹中嘉康"
今日のメインは東海地区3歳三冠戦線を締めくくるSPI・第48回岐阜金賞。ここには5月の東海優駿を制したフークピグマリオンと、0秒2差だったキャッシュブリッツが参戦。当時のレースを振り返ると着順通り、前者の方がやや有利。東海地区3冠の可能性は十分と思えるが、今回はそこからのぶっつけ本番で約2カ月半ぶり。対して後者は前走でトライアルとなるブルームCを叩いており、臨戦過程ではこちらの方が有利。春の雪辱を果たす可能性は十分だ。これらに対抗する昇り馬としては3連勝中のカルテメトレスと、ブルームCでキャッシュブリッツと0秒5差の3着だったサウンドノバに注目。特に前者は近況、出脚が安定しており、それが粘り強さにも直結。笠松向きの先行力があるし、今回はコース2走目の上積みも見込める。ポンと出れば人気2頭が相手でもしぶとく抵抗できそう。さらに笠松で重賞勝ちの実績があるスティールアクター、3走前には駿蹄賞でフークピグマリオンの2着に健闘したベアサクシードといった実力馬もいて、ハイレベルな戦いが期待できそう。
◎(9)フークピグマリオン 駿蹄賞、東海優駿と春の二冠を制した3歳世代のトップホース。特に昨年3月のネクストスター中日本からの3連勝の内容は圧巻で、以前よりワンランク上の力をつけている。問題は東海優駿以来、約2カ月半の休養明けがどうかだけ。これだけ間隔が開くのは初めてだし、大型馬ゆえに不安もあるが、力通りならやはりこの馬が中心。
○(7)キャッシュブリッツ 駿蹄賞3着、東海優駿2着と春はフークピグマリオンにかなわず。ただ、東海優駿では0秒2差まで迫っており、決定的な力の差はないとみる。やや太め残りだった前走のブルームCを問題なく快勝。それを叩いて、体調面はほぼベスト。地元笠松では3連勝中だし、ローテーション面での優位性を考えると、春の雪辱を果たす可能性は十分だ。
▲(10)サウンドノバ 中央での3着2回はいずれも芝。ダート適性は未知だったが、転入後は(1・1・2・0)と堅実。相手強化、距離延長の前走、ブルームCで3着、3走前には中央勢を相手に0秒3差の3着など、相手に応じた走りができるのが強みだ。今回はさらに相手が強くなっているが、この馬の持ち味を発揮できれば馬券圏内に顔を出せそう。
△(1)カルテメトレス 中央未勝利から転入後は(6・1・0・1)。4走前に笠松・クイーンCで5着に敗れているが、その時は出遅れが響いた。前走のけやき賞勝ちのように積極的な競馬ができれば、めったにバテないので本来、小回りの笠松は向いているタイプ。コース2走目でもあるし、互角のスタートを決めれば好勝負に持ち込めるはず。
×(5)ベアサクシード 3走前の駿蹄賞では1秒2離されたとはいえ、フークピグマリオンの2着。中、長距離では安定したレースができているし、前走で笠松を経験し、コース2走目の上積みが見込める。さらに鞍上に吉原騎手を配してきた点も魅力的だ。
×(3)スティールアクター 2月にスプリングC、3月にジュニアグローリーと2つの重賞を制した実力馬。勝ちっぷりの良さをみると1400mがベストとも思うが、この距離も守備範囲ではある。うまく脚がタメられれば大駆け十分。
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