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2024年8月 2日 黒留袖特別A2 (b)サラ系一般 別定 (笠松競馬) ツイート
笠松競馬 第11レース 前走は展開が厳しかったノアブラックの変わり身に期待
"全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 竹中嘉康"
今日のメインはA-2組(b)による黒留袖特別。7頭立てだが、転入馬がいたり休養明けの実力馬がいたりと実力接近で混戦模様の一戦となりそう。ならば、夏場でもあるし、好調さや順調さを重視してノアブラックとイイネイイネイイネの2頭に期待。前者は前走で先行して6着だったが、勝ち馬に早めに抑え込まれる苦しい展開。それでも4角までは見せ場を作って1秒1差なら悪くない。後者は同じレースで0秒7差の3着。これを含めて2月に再転入後は(3・2・1・2)。全て掲示板の載る堅実ぶりを見せていて、ここも大崩れの心配は少ない。南関東から移籍のムーンローバーは近況ひと息だが、兵庫在籍時には兵庫ダービーに駒を進めた実力馬。直前の気配は良好なだけに、笠松の水さえ合えば初戦からやれても不思議ない。マラードザレコードは1月の転入初戦でオープンを勝った実績があり、ここなら地力上位。今回は約3カ月ぶりで、まだ万全ではないかもしれないが、地力は無視できない。ストームドッグは昨年暮れに東海ゴールドCを制した重賞ウイナー。3走前に戦列復帰後は6→9着と冴えないが、いつ変わり身があっても不思議はない。
◎(3)ノアブラック 転入初戦を快勝した後は大敗が3走続いていたが、3走前に逃げ切り、2走前は後方から3着に追い込むなど復調。前走は6着に甘んじたが、勝ち馬に早めに絡まれる厳しい展開の中でも大敗しなかった点は評価できる。今回の枠と相手なら外の好位で流れに乗れる確率が高く、変わり身十分だ。
○(7)イイネイイネイイネ 豪快なパンチ力があるタイプではないものの、どんな展開になっても自分の力を発揮できる堅実味と自在性があり、めったに大崩れがない。元々、栗毛の見映えのする馬体ではあるが、この中間も毛ヅヤ、馬体の張りは上々で引き続き好ムード。ここも上位争い必至。
▲(4)ムーンローバー 今回が南関東からの転入初戦。暑い最中での移籍だが、調教では元気一杯で仕上がりは問題なさそう。南関東では大敗続きだったが、左回りが合わなかった可能性はある。兵庫ダービーに駒を進めた2、3歳時の実績からみて、このクラスで通用する力は秘めている。
△(1)マラードザレコード 1月には転入初戦からオープンを勝った実力馬。その後はなかなかすんなり先行できず4走して5着が最高だが、底力があることは証明済み。データ的には叩き良化型ではあるが、ひと息入れて立て直した効果があれば、初戦から上位争いしても不思議はない。
×(2)ストームドッグ 4走前にはSPI・東海ゴールドCを勝った実力馬。続くウインター争覇で7着の後に休養に入って、2走前に復帰後は6→9着。見た目に大きく変わった印象はないものの、元々がムラで前走うんぬんは不問のタイプ。その実力からも常にマークが必要だ。
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