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2024年8月 6日   第42回 読売レディス杯3歳上 牝馬(地方全国交流)サラ系3歳以上 別定 (金沢競馬)  

金沢競馬   第12レース   真夏も1500mも関係ない!ハクサンアマゾネス
"競馬カナザワ 大井 明洋"

5-5_kanazawa.jpg このレースの勝ち馬・出走馬のグランダムジャパン古馬シーズン優勝は7頭もいて、ポイント争いの要所となっている。全国交流重賞となった過去13回(秋延期・地元限定の2021年除く)、地元馬は1勝・3着4回と苦戦、大井4勝・川崎1勝・兵庫3勝・笠松2勝・道営2勝。近年は南関東勢(特に大井)の好走が目立つ。今年も各地からシリーズ優勝を目指す重賞ウイナーたちが参戦してきたものの、例年と違うのは地元の絶対的な女王(6)ハクサンアマゾネスが出走してきた点。これまでは避けていた時季と距離がどうかに尽きるが、下降はない雰囲気。前走・園田で今回対戦の3頭を問題にしていないし、どんな競馬もできる強さ信頼。続く存在は南関東の4歳馬(9)ボヌールバローズと(1)サーフズアップ、前走も上々の2着だった高知(5)アンティキティラだが、先行争いが激しくなりそうな顔ぶれになっただけに展開が大きなポイントに。差し勢や金沢で底を見せていない(4)ホウオウジュレップの浮上も一考すべき。

◎は(6)ハクサンアマゾネス。詳しい戦績は言うまでもなく、金沢では無敵状態・重賞勝利数記録更新中。他地区馬相手でも強いことは昨年以降の園田重賞3勝でも実証。本競走に初登場(地元馬のみで秋実施の2021年は除く)は真夏の出走・出遅れがちで取りこぼしもあった1500mを避けていた経緯からだが、中間の雰囲気も悪くないし、この舞台も昨年末は逃げて1分32秒7と発馬難も克服。先行馬が多くても対応できる馬で展開不問。シリーズ優勝という新たな勲章に近づくはず。

○は(9)ボヌールバローズ。サーフズアップに敗れた東京プリンセス賞2着→東京ダービー13着後は、1400~1600mに専念してハナにこだわる競馬で園田・楠賞勝ち含む2勝、右回り地方馬同士に限れば1着・2着・1着・3着。ここは適した舞台と言えるし、真夏の長距離輸送で極端に体重が減ったりしなければ先行争い一つ。

▲は(5)アンティキティラ。名古屋・佐賀で重賞4勝、昨年このレースは体重17キロ減でも2番手から2着。長旅は苦にせず、地方牝馬重賞では前走2着も含め連対・好走多数。馬体回復でハクサンアマゾネスを少し苦しめた前走のような先行が理想だけに、外にいる同型との兼ね合いが今回の鍵と言えるが、最前列か2列目インなら好戦必至。

△は(1)サーフズアップ。昨秋の金沢スプリントC3着(笠野騎手)で当地は経験済み。1秒1差と離されたものの、秋始動戦でもあったし、後方から追込の競馬なら悪くない。昨年5月にボヌールバローズを交わした東京プリンセス賞勝ちで南関東3歳牝馬の頂点に立った後は未勝利、前走・園田も案外だが、約3ヵ月ぶりの馬体減やハクサンアマゾネスを前で受ける展開も影響か。ひと叩き・距離短縮・差す形なら、展開的にも実力的にも上位争い十分。

注は(10)ミルニュイ。南関東では8戦6勝。前々走こそ崩れたが、休養を挟んだ前走で巻き返しているし、地方で最前列の競馬なら底を見せていないと言える戦績。いわゆる「白い砂」より当地の方が合う可能性もあるし、強力同型の外を引いたのも悪くはない。スッと2番手なら重賞初挑戦でも脈あり。

穴は(4)ホウオウジュレップ。絡まれる展開や一旦内で控える競馬でも圧倒的な強さで当地4戦4勝。抜け出した直線も追ったとはいえ前走時計は例年の勝ち時計と遜色ないレベル。レースの質が違うであろう大幅相手強化ゆえ未知数だが、テンションが上がりすぎずに差す展開をこなせれば浮上あり得る。

おすすめ買い目

馬単 6→9 6→5 6→1 6→10 6→4 9→6

 

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