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2024年7月30日   能登半島地震被災者応援MV公開記念特別A1一サラ系一般 別定 (金沢競馬)  

金沢競馬   第11レース   新勢力の激突!エイシンギアアップvsハクサンパイオニア
"競馬カナザワ 大井 明洋"

5-3_kanazawa.jpg 次週以降の重賞に向かう回避馬は出たが、楽しみな新勢力らが揃って、今後の勢力図を占う重要な一戦。脂の乗り切った4歳でJRA2勝クラスからの転入初戦が強かった(8)ハクサンパイオニア、元JRAオープン馬で転入初戦快勝→笠松重賞遠征4着(6)エイシンギアアップの対決が見もの。共に当地屈指の実力馬エムティアンジェを撃破、その着差や時計、勝ち方のインパクトはハクサンパイオニアの方が上で、1番人気はおそらくこちらだが、今回の舞台1500mの適性・実績を思うとエイシンギアアップも決して負けていない。むしろ自在性や地力で上回る点を加味すると、人気に差があるようならエイシンギアアップを狙う方が得策なのでは。あえてこちらに◎を。以下は現状の態勢や展開的にやや不透明さ。◎○対決と見て3着を手広くの買い目が正解か。

 ◎は(6)エイシンギアアップ。1600m以下でJRAオープン好走実績通り短距離ベターな造りだが馬っぷり良さは当地なら屈指と言えるほど。兵庫時不振を引きずらず前々走の転入初戦1700mを快勝、その勝ち方が良かったし、前走の笠松サマーカップ4着でも他地区馬相手でもやれることを実証。その遠征疲れも感じない追い切り消化。適距離でもあり、3頭ほどいる先行勢の動向を見ながら自在に対応可能。崩れる要素は見当たらない。

 ○は(8)ハクサンパイオニア。道中促しながらの追い切りだけが懸念材料だったが、ベストの短距離・逃げとはいえ目一杯追わずに転入初戦1400mをの好時計圧勝、2組ではあったが負かした2~4着馬も1組レベルで決して弱くない。気性面が手の内に入った今回の方が動きや雰囲気はいいくらい。1500mまでなら距離は問題ないはずで、先行しやすい大外枠も好都合。

 ▲は(7)ノブノビスケッツ。イレ込み軽減で3歳重賞を2勝。春は1700mの北日本新聞杯を圧勝したが、秋は1400mのMRO金賞でも強かった。途上の感触で春に連戦も影響したか再度の休養明けとなった前走はイン3番手から一旦置かれたものの内容及第点。回復した体重維持なら前進可能、変に瞬発力勝負にならないこのくらいの距離の方が良さも出るはず。

 △は(1)オクトニオン。5ヵ月半ぶりの転入初戦。入厩直後は太目感こそなくても休養明けを感じさせる体つきだったが、実績に違わない1週前の好時計追い切りで態勢は整ってくるか。路線は違えどハクサンパイオニアと遜色ないJRA時実績でもある。

 注は(5)フェイマスダンディ。秋以降A1を3勝は中1週で十分に追い切れた1500mの逃げか2番手。近走より今回の方が走れる状況と言える。昨年同様さほど暑さを苦にしていない雰囲気。強力な同型との先行争い次第。

 穴は(3)コパノフランシス。470キロ前後・1600m以下で折り合えば高知6勝、昨年1月は強敵撃破の1400メートル牝馬準重賞勝ち。当地入り後は足踏みも、もっと走力を秘めている馬。逃げ・2番手が理想の気性ゆえ、近走は思うような展開に持ち込めていないのが敗因。ひと絞りありそうな好攻めで臨むだけに、同型との兼ね合い次第では浮上も。

おすすめ買い目

馬単 6→8 8→6 6→7 6→1 6→5 6→3

 

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