Odds Park 競馬

　３歳馬による準重賞は６頭立てと寂しい頭数になってしまった。その中で注目したいのはエナジーロマネスク。まだこれといった実績は残していないが、暑くなってグングン調子を上げているし、少頭数の競馬は歓迎材料だろう。加えるなら大外枠に入ったことも魅力的。相手は強いが一発ありそうなムードが充満している。相手は実績馬のスティールアクターでいいだろう。春の重賞戦線は順調さを欠いて結果を残すことができなかったが、この中間は順調な過程で、それなりに上積みが見込める。まだ本調子と言える段階ではないが、重賞２勝の実績はここに入ると断然なので。割って入りたいのはエンパス。中央１勝馬で名古屋転入後は３歳１組勝ちがある。だがしかし、今回は減量の恩恵がなくなってしまう。その点が気がかり。連勝と勢いがあるカルテメトレスも上位争いへの期待が高まるが、正直この中間の動きがイマイチで夏負けの兆候も見られる。人気するようなら…だが、当日の気配次第としたい。

◎(6)エナジーロマネスク…名古屋転入後は（３４２６）と安定した成績。前走は初めての古馬戦でモマれて５着だったが、内に入って窮屈な競馬を強いられた。状態面は申し分なく、今回は３歳馬同士になって外枠にも入った。となれば、反撃があっていいぞ。

○(5)スティールアクター…２歳時に道営デビュー勝ち。名古屋に籍を移してから重賞を２つ制した実力馬だが、春の重賞戦線では取り消しなどがあって本来の力を出し切れなかった。この中間は比較的、順調な過程で今回は巻き返しを狙う。

▲(4)エンパス…中央新馬戦を勝ち上がった素質馬。名古屋転入後は３戦１勝だが、随所にセンスの良さが伝わってくる走りを見せている。前走後は今回に備えて調整して状態面は上向き。新人・望月騎手で一発秘める。

△(3)カルテメトレス…名古屋転入後は（５１０１）とハイアベレージ。唯一の着外だった３走前も初馬場で相手強化の重賞では致し方なし。連勝と勢いに乗っての参戦で楽しみ一杯だが、少々暑さに参っているフシも見られる。