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2024年7月 7日   第1回 兼六園スプリント3歳 (東海・北陸交流)サラ系3歳 別定 (金沢競馬)  

金沢競馬   第12レース   距離好転の地元牡馬が奮闘!ダブルアタック
"競馬カナザワ 大井 明洋"

5-4_kanazawa.jpg 今年新設の3歳重賞。各地の重賞がひと段落した頃で「優駿」を好走した一線級の参戦はなかっただけに、メンバー比較が大きなポイント。予想の根拠になりそうな金沢馬と東海勢の直接対決はというと、12月30日の笠松ライデンリーダー記念(金沢馬は3着ハリウッドスマイル、7着エムティトップ)、3月28日の名古屋ネクストスター中日本(金沢馬は4着ダヴァンティ。このレース出走のワラシベチョウジャは8着)なのだが、その上位馬はここに出走しておらず、どう評価していいものやら…。金沢の3歳重賞はJRA未勝利からの転入馬が席巻した点でも東海勢優位と言え、重賞ウイナーでもある笠松(11)ワラシベチョウジャが一歩リードの感はあるが、暑い時季の地元利・距離短縮・好攻めを思うと地元生え抜きでは上位ランク(6)ダブルアタックに期待したくなる。同じく当地デビューの(5)トルピードも本来の素質的には負けていない。強力な先行タイプが見当たらない顔ぶれ的に(9)ネッサローズや(3)エイシンノヴァも上手に立ち回ると馬券圏内十分。戦績などを考えると、ここまで挙げた5頭が上位候補のはず。

 ◎は(6)ダブルアタック。直線で力尽きた北日本新聞杯2着→石川優駿4着も転入組に先着されただけ。当地デビュー馬の中では能力上位は間違いなく、今度は能力全開の距離、今季は発馬難も解消で立ち回りも安定。2歳時から敵わなかったダヴァンティがネクストスター中日本で4着止まりを思うと東海勢との比較で上回るとは言えないものの、むしろ前走の大一番よりレース間隔や追い切り内容など臨戦過程も今回の方がいい。好レースにはなるはず。

 ○は(11)ワラシベチョウジャ。デビュー5連勝でネクストスター勝ち、今季重賞5戦の先着馬も名古屋と他地区馬。笠松3歳牝馬では最上位の存在で、この顔ぶれなら威張れる一連の実績。唯一の輸送競馬だった4走前・ネクストスター中日本が427kgまで体重が減って8着に沈んでおり、中1週とはいえ追い切りも軽いものとなっているだけに、この暑い時季の遠征競馬だと当日気配を見てみないと分からない面があって○印に留めたが、大きな目減りなく臨めれば立ち回り的にも勝ち負け必至。

 ▲は(5)トルピード。2歳重賞ヤングチャンピオン1番人気4着は未完成ゆえ中1週続きも影響した結果。秀逸な当初3連勝でダブルアタックも負かしているし、世代屈指の素質・能力は疑いない。今春3戦は展開も噛み合わず、ようやく軌道に乗ってきたかの1着・4着。減り気味の馬体を中1週でも維持して当日テンションが高すぎなければ、牝馬重賞3着争いの前走より少し走力を上げて好レースになっていい。

 △は(9)ネッサローズ。昨年10月の認定戦で2勝目の後は、重賞だと休養前後とも善戦止まりだが、レースを見る限り競馬が上手で崩れのないタイプ。一線級不在のここなら上位争いになっていいし、地元よりは軽くて小回りの当地の方が課題のあとひと押しを補えて面白くなりそうだ。

 注は(3)エイシンノヴァ。2歳時は門別1700mで2着3回、馬体も高水準。石川優駿6着から中1週でも攻めて臨んでバテない強味を生かした前走1700mは石川優駿3着馬を撃破。距離短縮・相手強化でも好位より前で渋太さを生かせれば上位可能。

 穴は(1)カピタン。前走は久々・最後方からとはいえ2着ワラシベチョウジャ、4着ネッサローズに大きく水を開けられたが、2勝は昨年の夏で差して連勝、東海優駿出走馬と3走前1/2差もある。暑い時季こその馬かもしれず、叩いた上積みがあって末脚が生きる展開なら穴候補に。

おすすめ買い目

馬単 6→11 11→6 6→5 6→9 6→3 6→1 5→6

 

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