レース展望・予想

差し脚自慢のフナノダイヤモンド「黒岳特別」(ばんえい帯広競馬)

2023/05/27

5月27日(土)のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、「黒岳特別」(B1級-1組)が行われます。

出走メンバー10頭全馬が前3走で馬券絡みをしている好調馬が揃った一戦です。タイム的にはB1級-1・2組決勝戦組が上位ですが、当時は軽めの馬場状態で条件も各レースで異なり、確たる本命が不在。平場戦ならスピードで押し切れますが、今回の重い砂や特別戦に良績が無い馬が多く、ひと波乱ありそうです。

◎10 フナノダイヤモンド(牡8、長部幸光厩舎)660キロが本命です。今季は6戦して1勝、2着1回、3着3回の好成績を挙げています。直線で20秒後半から30秒前半の切れる脚が使える末脚自慢。テンから押して行く平場戦よりも、道中馬なりで進む特別戦の方が障害の切れも良くなり、この馬の末脚が生きる競馬になりそうです。

○9 ジェイファイター(牡6、小林勝二厩舎)660キロが対抗です。前走のB2級-1・2組決勝を勝利しています。今季は5戦して2勝、2着1回と好調。末脚が切れるフナノダイヤモンドの前で逃げたいのがこの馬です。テンから押して行っても障害は切れる巧者で、近走も重い砂で障害は10秒後半から20秒台前半で切れており、障害力では一歩リードしています。

▲5 テッチャン(牡4、岩本利春厩舎)650キロが3番手です。前走はスーパートレーナー賞でシンエイアロイの1秒1の僅差2着と惜敗しています。今回はB1昇級初戦で相手強化と重量増など条件は厳しくなりますが、このメンバーでも通用する力を秘めた4歳馬です。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単 10→9・5・1・3(4点)
3連単(フォーメーション) 10→9→5・1・3(3点)

黒岳特別の出走表はこちら

(文/小寺雄司)


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