レース展望・予想

得意の笠松遠征グラウクス「木曽三川特別」（笠松競馬）

2023/05/26

5月26日（金）の笠松競馬メイン第11レースは「木曽三川特別」（A級2組、笠松競馬場1600メートル）。

本命は軌道に乗ってきた名古屋の◎1 グラウクス（セン7、今津博之厩舎）だ。中央から転入当初の地元名古屋では、先行すれば末が甘くなり、差しに回れば直線伸び悩むなど掲示板止まりの走りが多かった。しかし笠松戦に矛先を向けて大変身した。4月のA級5組を2番手から鮮やかに抜け出すと、続くA級3組は中団からシャープに伸びて2連勝。前走のA級1組では後方位置からの運びになったが、鋭く0秒2差3着まで追い上げ、大いに見せ場を作ってみせた。中央時の主戦場が芝だったこともあり、馬場の軽い笠松コースがばっちりフィットするようだ。追い切りでは前走以上に動いて好調をキープ。得意の出張戦で笠松3勝目を飾るか。

○4 ナリノクリスティー（牝6、加藤幸保厩舎）も調子を上げている。近2走のA級2組をともに2番手から差し切って2連勝。冬場はキレがいまいちだったが、シャープな決め脚が戻ってきている。同条件同距離の有利な参戦でもあり、互角のV候補と言える。

叩き2走目の▲6 クリノライメイ（牡9、森山英雄厩舎）が不気味だ。中央4勝馬で兵庫（園田）A級での勝利もある実績派。転入戦のA級1組は6着もタイム差1秒1と大きく負けてはいない。多くの上積み材料がある移籍2戦目。2組参戦でもあり、変わり身は十分。

△3 ブルーコンパクタ（牡7、笹野博司厩舎）も馬券に欠かせない。相手なりに走れて堅実差しに定評がある。

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馬単（マルチ）　1⇔3・4・6・7（8点）
3連単（フォーメーション）　1→3・4・6・7→3・4・6・7　3・4・6・7→1→3・4・6・7（24点）

木曽三川特別の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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