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レース展望・予想
7戦7勝セブンカラーズが堂々主役「東海ダービー」(名古屋競馬)
2023/05/31
5月31日(水)の名古屋競馬メイン第11レースは、ダービーシリーズ2023「第53回東海ダービー」(3歳、名古屋競馬場2100メートル)。
厩舎期待の精鋭12頭がフルゲートで世代No.1の座をかけて争う大一番。もちろん主役はデビュー7連勝を飾る快速馬◎2 セブンカラーズ(牝、川西毅厩舎)だ。昨年11月の東海2歳チャンピオン決定戦・ゴールドウィング賞をデビュー4連勝で仕留め、今年に入っても快進撃は止まらない。2月梅桜賞ではあえて控える、試すレースで大差勝ち。初めての地方全国交流重賞・スプリングカップでは快速逃げで魅了し、前走・東海クイーンカップも早めの抜け出しでぶっ千切りV。無傷の7連勝をいずれも余裕の勝利で飾る飛び切りの逸材だ。早くから東海ダービーを照準にローテーションを組んで備えてデキ、仕上がりも絶好。大半のメンバーとはすでに勝負付けが済んでいる。あえて粗探しをすれば初の2100メートルの距離だが、掛かるタイプでもなく、死角は少ない。無敗のまま、東海ダービー馬の座を射とめる可能性が高い。
レースのポイントは相手探し。新緑賞、駿蹄賞と重賞を連勝し調子を上げる○9 リストン(牡、荒巻透厩舎)は2月・スプリングカップでセブンカラーズに1秒3差離されたが、地力アップに成功した。持ち前の先行力で食い下がりたい。一方、セブンカラーズが強い競馬で圧倒すれば、移籍後6戦オール連対の新興勢力で同厩舎の▲3 マロンアイス(牡、川西毅厩舎)の差し脚が生きてくる。ともに有力な相手だ。
注文はつくが、前走のように流れに乗って運べれば△10 ワールドミッション(牡、田口輝彦厩舎)のバテない末脚にも連対チャンスがある。
好調△11 ペップセ(牝、今津勝之厩舎)の一発もありそうだ。
<おすすめの買い目>
馬単 2→3・9・10・11(4点)
3連単(1軸流し) 2→3・9・10・11(12点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)
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