決め手の違い見せるかアンシンカブル（金沢競馬）

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決め手の違い見せるかアンシンカブル（金沢競馬）

レース展望・予想

2023/04/25

日、火曜日で開催されている今週の金沢競馬。25日（火）は魅力的なレース番組が多いですが、なかでも第10レースの「B2級四組」（金沢競馬場1400メートル）は、どの馬にも印が付く大混戦になっており、馬券の組み合わせでも高配当が期待できる一戦です。

まず軸として推奨したいのは◎3 アンシンカブル（牝8、佐藤茂厩舎）です。3歳時に中央未勝利から金沢へ転入してきていきなり6連勝した実績があり、昨季は堅実な差し脚を武器にB1級でコンスタントに馬券に絡んでいました。今季はB2級へクラスが下がったこともあって開幕戦から3戦連続で3着以内を外さない安定した走りで、前走のB2級五組では勝ち馬には離されたものの、勝負どころから一気にコーナーを駆け上がって2着まで追い上げてきました。連戦続きですが、中間は追い切り時計も出して元気一杯で、引き続き状態はキープできています。勝ち切れていないレースが続いていますが、力量差があまりない今回の顔触れなら、決め手の違いでゴール前突き抜けることは可能です。

○6 ダンスインザスノー（牡5、井樋一也厩舎）は冬場一時的に名古屋へ移籍して大敗を喫しましたが、再び金沢に戻ってきてからは3、2、2着と立ち直っています。昨季までは先行して粘り込むレースばかりでしたが、2走前に吉原寛人騎手がコースの内側を突き進み、直線外に持ち出して2着まで伸びてきたレースを試みたことから、差す競馬でも力を発揮する新しい一面を見せました。今回は再び吉原騎手が手綱を握ることで、新境地を開ければ今季初白星にも手が届きそうです。

▲9 ニューレトロ（牡4、金田一昌厩舎）は船橋から移籍してきて、転入初戦の前走から上位人気に支持されて注目されましたが、5着と奮いませんでした。先手争いで遅れとってしまい、前半は馬群に包まれる厳しい展開になってしまいましたが、終始追い通しの手応えながらも直線で失速しなかったのは評価できます。今回はセブンパワーと併せ馬で追い切られて馬なりで先着するなど調教気配が一変しており、外枠からもまれずに先行できれば勝ち負けしても不思議ではありません。

△10 セブンパワー（セン5、金田一昌厩舎）は前走のC1級六組で後続を6馬身引き離す圧逃劇を演じました。今季はC1級にクラスが下がっても不甲斐ないレースが続いていましたが、ようやく冬場に減らしてしまった馬体重も回復して本来のスピードが戻ってきました。今回から昨年まで走っていたB2級へ復帰となりますが、大外枠から積極的に運べれば前残りが図れそうです。

前走末脚不発に終わった△8 リードキングダム（牝5、黒木豊厩舎）も昨年A2級で入着していた実績を考えると、B2級ならクラス面は有利なはずです。何とか連絡みして復調のきっかけをつかみたいところです。

＜おすすめの買い目＞　
馬単（マルチ）　3⇔6・9・10・8（8点）
3連単（フォーメーション）　3→6・9・10・8→6・9・10・8　6・9・10・8→3→6・9・10・8（24点）