レース展望・予想

転入初戦圧勝の2頭が対決「小松・台北便運航再開記念特別」(金沢競馬)

2023/04/02

新年度になって最初の金沢競馬は4月2日(日)に初日が開催されます。

注目カードは最終第11レースの「小松・台北便運航再開記念特別」(B1級一組、金沢競馬場1400メートル)で、高知から移籍してきて転入初戦を圧勝した2頭が連勝をかけて激突します。

◎9 ビッグタイマー(牡5、鋤田誠二厩舎)は高知C2クラスから転入して、開幕日のB1級一組で先手争いを制してペースを握ると、後続との差をどんどん広げて4コーナーを先頭で回って直線独走。終わってみれば後続を6馬身引き離す圧逃劇でした。2歳時に岩手で2勝、南関東で3歳条件戦を2勝、高知C3クラスで2勝の実績から、金沢でいきなりB1級は通用するか心配もされましたが、やはりハナを奪って自分のレースに持ち込めれば強さを発揮します。引き続き追い切りでは力強い動きを見せており、前走と同じ1400メートル戦なら再び先手を主張できれば連勝が狙えそうです。

○3 ハイアーグラウンド(セン9、加藤和義厩舎)も高知C2クラスから移籍してきて、開幕日のB1級二組で2着以下を7馬身引き離す圧勝劇を演じました。逃げた馬を3コーナーで交わして先頭に立つと、追いすがる2着馬を直線であっという間に突き放し、元中央3勝馬の底力を見せつけました。年齢面を考えてひと息入れましたが、中間には2本の追い切りをこなして相変わらず元気いっぱいです。今回は距離が短くなりますが、前戦地の高知では1400メートル戦でも2着1回、3着2回と馬券に絡んでおり、中団よりも前でレースを進めることができれば、決め手の違いでゴール前抜け出してきそうです。

▲10 デザートスネーク(セン9、金田一昌厩舎)は前走B1級三組で逃げた馬を4コーナーで交わして先頭に立つと、直線後続を寄せつけず、転入初戦勝ちを飾りました。元中央5勝馬で前戦地の南関東では3着2回と苦戦しましたが、金沢ならもうひと頑張りできそうです。中1週で年齢的にも不安はありますが、前走のように早めに向正面から押し上げていければ上位争いに加わってきそうです。

△6 カイジンウェーヴ(牡5、中川雅之厩舎)は開幕戦を熱発のため出走取消で、仕切り直しで前走はB1級四組に挑みましたが、後続を4馬身引き離して逃げ切りました。熱発の影響はなさそうで、今回も先手争いを制することができれば、前残りが図れるかもしてません。

△4 デルマルビー(牝6、金田一昌厩舎)も連闘で挑んだ前回のB1級一組で、直線5頭のたたき合いに加わって2着と連対しました。3連闘になりますが、前崩れの展開になるなら、堅実な差し脚で再び追い上げてきそうです。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 9⇔3・10・6・4(8点)
3連単(フォーメーション) 9→3・10・6・4→3・10・6・4 3・10・6・4→9→3・10・6・4(24点)

小松・台北便運航再開記念特別の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ


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