レース展望・予想

エイシンとコウエイの一騎打ち「春風特別」(園田競馬)

2023/03/30

30日(木)の園田競馬メイン第11レースに「春風特別」(A1A2、園田競馬場1230メートル)が行われる。

◎3 エイシンビッグボス(牡5、橋本忠明厩舎)は1230メートルが絶好の舞台。昨年の兵庫ゴールドカップで地元最先着の2着に入り、3走前には後に兵庫ウインターカップを制したパールプレミアを差し切っている。近況は精細を欠いているが、なかなか馬体が絞れずに結果を残せていないことが主な要因。気温の上昇とともに汗かきは良くなっており復活を期待したい。

○2 コウエイアンカ(セン8、保利良平厩舎)は休養明けの兵庫ウインターカップでは3着だったが、本来は夏馬でこれから調子を上げてくるのは間違いなし。58キロはメンバー最重量になるが背負い慣れた斤量で、力を出せる。当然主役級の1頭だ。

▲4 タガノプレトリア(牡8、新子雅司厩舎)は集中して最後まで走れるようになり安定感が出てきた。前走は重賞初挑戦でも4着に入っており、今後の活躍が期待される1頭になった。1230メートルでも4走前に勝っており対応できる。

☆6 アメリカンベイビー(牡6、飯田良弘厩舎)は姫路で案外だったが、園田1230メートルでは5戦5勝と負け知らず。鞍上に主戦の吉村智洋騎手が戻っており、巻き返す条件はそろった。上位は強力だが、ここでも好走するようだと今後の楽しみが広がる。

△1 バルボア(牡6、栗林徹治厩舎)も姫路では結果が出なかったが、1230メートルに戻れば見直せる1頭。今回はこの距離としては珍しく何が何でもハナを主張する馬が少なく、内枠を生かしてハナを主張してくるだろう。そうなれば侮れない。

△9 プレイヤーズハイ(牡7、小牧毅厩舎)は白銀争覇3着の時のように前が速くなると展開が向きそうだ。後方から一発を警戒したい。

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馬単(フォーメーション) 3・2→3・2・4・6(6点)
3連単(フォーメーション) 3・2→3・2→4・6・1・9(8点)

春風特別の出走表はこちら

(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)


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