レース展望・予想

タガノファジョーロ中心も上位混戦「鏡山賞」(佐賀競馬)

2023/02/26

26日(日)佐賀競馬メイン第9レースは「鏡山賞」(オープン、佐賀競馬場2000メートル)。

◎4 タガノファジョーロ(牡7、九日俊光厩舎)は、転入2戦目だった九州大賞典(11月20日、2500メートル)2着、3走前の中島記念(12月25日、1800メートル)4着と重賞で上位に進出。1月にB級に降級し、初戦は4着でしたが、前走の如月特別(2月5日、1800メートル)を圧勝。先行2頭からやや離れた4番手を進み、4コーナーで一気に先頭を奪うと後続を突き放し、インブリウムに9馬身(1秒7)差を付けています。今回はA級復帰ですが、重賞での2戦より相手関係は楽になっており、A級初勝利も十分狙えそうです。

○3 アエノエンペラー(牡7、池田忠好厩舎)は、7月の転入後は勝ち星がありませんが、すべて掲示板内を確保。A級特別クラスで4度馬券圏内に進出しています。当地6戦の1着馬は揃って不在のメンバー構成となり、佐賀初勝利を挙げるチャンスといえます。

▲5 ウノピアットブリオ(セン9、坂井孝義厩舎)は、21年10月以降はやや不振でしたが、昨年12月から坂井孝義厩舎に転厩。その後の3走は勝ち馬とコンマ6秒程度の差で走り、前走の雲仙岳特別(1月29日、1800メートル)ではリュウノシンゲンには4馬身(コンマ7秒)差を付けられましたが2着に進出しています。20年7月以来の勝利も見込めそうなメンバー構成です。

そのほか、8戦連続馬券圏内確保△6 キャベンディッシュ(牡8、山田徹厩舎)、中島記念5着△7 コンカラー(牡7、中川竜馬厩舎)らも力の差はさほどなく、混戦模様です。

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(文/上妻輝行)


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