レース巧者エムエスドンが軸「ライデンリーダー記念」（笠松競馬）

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レース巧者エムエスドンが軸「ライデンリーダー記念」（笠松競馬）

レース展望・予想

2022/12/30

12月30日（金）の笠松競馬メイン第10レースは「第26回ライデンリーダー記念」（2歳、笠松競馬場1400メートル）。

“北陸・東海の2歳スピード王決定戦”に精鋭12頭がフルゲートで激突する。好素材ぞろいで激戦ムードだが、レース巧者の◎5 エムエスドン（牡、竹下直人厩舎）が軸馬に一番ふさわしい。9月の地元名古屋の認定競走V以降は勝ち切れていないが、上位シーンで常に勝ち負けしてみせる。準重賞・弥富記念2着に、重賞・ゴールドウィング賞4着、そして前走は古馬挑戦したB級2組特別で積極的に逃げて大いに見せ場を作り、コンマ1秒差3着に粘る価値ある走りで力を示した。スタートが速く、先行力も高い。控えて差しに回っても堅実に末脚を伸ばせる。レースに注文がつかない競走センスがあり、おのずと成績が安定する。“名古屋優等生”に連軸の期待だ。

勢い魅力は5連勝中の○4 セイジグラット（牡、後藤佑耶厩舎）。デビュー当初は若さから出走取消のアクシデントなどが多かった。しかしここにきて体質が強化し本格化ムード。10月笠松の2歳2組での初勝利から鮮やか逃げ切り5連発で、セールスポイントの快速ぶりをアピールする。先行争いや展開激化になりやすい1400メートル重賞だが、あふれる勢いとスピードで押し切りたい。

金沢勢では▲10 ノブノビスケッツ（牡、金沢・加藤和宏厩舎）に注目。レベルの高い北海道で2勝を飾り、移籍した金沢では重賞・兼六園ジュニアカップを制した実力派。前走こそ見せ場もなくまさかの8着に終わったが、前走だけで見限るのは早計だろう。

外枠スタートでレースの流れに乗りやすい△9 イグアスワーク（牝、榎屋充厩舎）に、地力ある△1 ビリーヴィン（牡、後藤正義厩舎）も一撃を秘める。

＜おすすめの買い目＞　
馬単（マルチ）　5⇔1・4・9・10（8点）
3連単（フォーメーション）　5→1・4・9・10→1・4・9・10　1・4・9・10→5→1・4・9・10（24点）