レース展望・予想

上昇一途ハローマイキーが主役「シンビジウム特別」（名古屋競馬）

2022/12/22

12月22日（木）の名古屋競馬メイン第11レースは「シンビジウム特別」（A級2組、名古屋競馬場2000メートル）。

上昇一途の◎2 ハローマイキー（牡4、安部幸夫厩舎）が断然の主役だ。転入後走るたびにメキメキと力を蓄える新興勢力はA級昇級後もパーフェクト連対中。特に前走は名古屋3歳三冠馬の新エース・トミケンシャイリの快速逃げに半馬身差2着と勝ち負けを演じ、追われて確実に伸びる末脚を大きくアピールした。折り合い面に心配がなく、脚質から2000メートルへの距離延長も問題はない。中間ムードに追い切り気配も変わらず上々とくれば、A級2勝目のチャンス到来だ。

相手筆頭はクラス上位の安定勢力○11 ウインフェーデ（牡4、今津博之厩舎）。8月の当地オープンV以降、勝ち切れずにいるがコンスタントに好勝負してみせる堅実タイプ。B級戦ながら新名古屋の2000メートルで勝利実績があるのも好材料と言えそうだ。

今秋復帰後、もうひとつの走りが続くが、▲4 ペイシャシオン（牡4、榎屋充厩舎）は軽視できない。復帰後の3戦が3、5、5着と伸びきれず善戦止まりも、7月の名港盃を一気の抜け出しで振り切った重賞ウイナー。気難しい気性が出世をさまたげているようだが、走りに集中できればあっさりVがあっても驚けない。

条件が緩和した△10 シンコーマーチャン（牡8、今津博之厩舎）や、地力十分のベテラン△9 サンデンバロン（牡10、塚田隆男厩舎）も連争いなら。

＜おすすめの買い目＞　この買い目で投票
馬単　2→4・9・10・11（4点）
3連単（1軸流し）　2→4・9・10・11（12点）

シンビジウム特別の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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