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レース展望・予想
底見せないファントムルージュ「晩秋特別」(笠松競馬)
2022/11/30
11月30日(水)の笠松競馬メイン第10レースは「晩秋特別」(B級1組、1600メートル)。
中央から今秋転入後、鋭い決め脚を見せつける◎3 ファントムルージュ(牝4、田口輝彦厩舎)に上昇の勢いがある。転入戦のB・C級混合戦を名刺代わりとばかり、ゲートで出遅れながらも7馬身差圧勝劇でど派手にリスタート成功。そして続く前走B級2組も後方から一気の抜け出しで再度7馬身ちぎって豪快にアピールした。中央1勝馬の底力と驚異的なキレを小回り笠松コースでも爆発させる。ともに大味なレースだが圧巻の内容から大きな将来性と可能性を感じさせる。強敵相手の1組特別もセールスポイントの鋭いキレで3連勝で飾るか。
8カ月ぶり実戦だが○6 ラブアンバジョ(牡4、伊藤強一厩舎)もV肉薄。長期ブランクのハンデがあって対抗に留めたが、目下8連勝中の飛び切りのセンス馬。勝ち星の中には3歳オープンやB級1組勝ちも含まれ、実績面はもちろん最上位の存在。能力試験、最終追い切りの動きもよく、まずまずの仕上がりとも言える。流れに乗ってレースを運べば、逆転は可能。
距離延長がプラスに作用するのは▲2 ウインヴェルデ(牡3、笹野博司厩舎)。移籍2戦目の前走、きっちり前進して当地初勝利を決めて軌道に乗ってきた。中央時の2度の馬券貢献は中距離で、1400メートルからマイルへの距離延長は大歓迎。上位2強に割って入りたい。
クラス2走目で前進が期待できる△1 エイシンピタゴラス(牡4、笹野博司厩舎)に、マイル実績ある△7 パワースカイ(牡4、加藤幸保厩舎)も3連単候補。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 3⇔1・2・6・7(8点)
3連単(フォーメーション) 3→1・2・6・7→1・2・6・7 1・2・6・7→3→1・2・6・7(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)
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