レース展望・予想

強敵不在で初勝利なるかマノンルージュ(金沢競馬)

2022/11/29

3日間連続で開催されている11月最後の金沢競馬。11月29日(火)の最終第11レースの「B2級四組」(金沢競馬場1500メートル)は、好素材の3歳馬2頭の直接対決が注目を集めます。

◎7 マノンルージュ(牡3、鈴木正也厩舎)は、今春金沢スプリングカップの連覇を達成したファストフラッシュの半弟で、その血筋の良さから、中央未勝利から移籍してきた初戦から1番人気に推されました。しかし好位追走から逃げた馬を交わせずに3着。2戦目のB2級五組は中団から追い上げるレースを試みて、勝ったヤマカツレオンには大差引き離されましたが、混戦の2着争いから抜け出しました。金沢に来ても勝ち切れないレースが続いていますが、中央のダートで2着1回、3着2回と連絡みしている実績を考えると、もっと走れてもいいはずです。追い切りでは引き続きスムーズな脚さばきを見せており、目立った強敵が見当たらない今回のメンバー構成なら、悲願の初Vに手が届きそうです。

○2 ミュージアムピース(セン3、金田一昌厩舎)は中央未勝利から転入後4勝、2着1回と快進撃が続いていましたが、マノンルージュと対戦した前走のB2級五組で5着に敗れて、金沢に来て初めて連対を外してしまいました。好位3番手に付ける絶好のポジションでレースを進めながら、勝ったヤマカツレオンが3コーナーから後続を引き離しにかかるとそのスピードについていけませんでした。勝負どころから一気にペースが上がったレースにまだ対応できていない感じでしたが、今回の顔触れならレースの主導権は握れそうです。内枠から発馬を決めて自分のペースで走れれば、マノンルージュの猛追をしのげそうです。

上位2頭どちらかが崩れる展開になれば▲5 キャメポート(牝5、加藤和義厩舎)に出番がありそうです。どんな位置取りになっても崩れない混戦に強いタイプで、今年連絡みが多い1500メートル戦に戻るなら、直線脚を伸ばしてきそうです。

△4 ウィンターリリー(牝6、川添明弘厩舎)も前走6着と伸びを欠きましたが、引き続き追い切りでは悪くない動きを見せています。前崩れの展開になるなら、キャメポートと叩き合って直線浮上してきそうです。

△6 エイシンハンニバル(セン5、加藤和宏厩舎)も名古屋から転入してきて掲示板を外さない走りが続いています。どんなレース展開になってもひと伸びできる強みがあり、1500メートルに距離が戻るなら連下争いに加わっても不思議ではありません。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 7・2⇔7・2・5・4・6(16点)
3連単(フォーメーション) 7・2→7・2・5→7・2・5・4・6(12点)

B2級四組の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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