ソジュン中心だが波乱含み（金沢競馬）

レース展望・予想

2022/10/10

今週の金沢競馬は月、火曜日の2日間開催になります。スポーツの日の10月10日（祝・月）の注目カードは最終第11レースのB1級四組（金沢競馬場1500メートル）です。力はありながら順調さを欠いているメンバーが多く、波乱もありそうな一戦です。

◎1 ソジュン（牡4、井樋一也厩舎）は中央1勝クラスから転入してきて7カ月の休み明けだった転入初戦こそ2着に敗れましたが、1400メートルに距離が短縮された前走は2番手追走から、逃げた馬を4コーナーで交わすと、直線独走で後続を5馬身突き放す圧勝劇でした。勝ちタイムも優秀で今回も人気になりそうですが、1カ月ほどレース間隔が空いたにもかかわらず、追い切りは直線流しただけで調整過程が気になります。しかし馬体が絞れて反応が一変した前走の勝ちっぷりからまだ上のクラスは目指せそうで、底力の違いで連勝を飾りたいところです。

○4 フォルテベローチェ（牡4、佐藤茂厩舎）は今春に兵庫から転入してきて、勝負どころから一気に伸びる末脚を武器に5戦3勝、2、3着各1回と金沢でまだ馬券を外していません。6月に2連勝を飾った後に剥離骨折が判明して休養を余儀なくされ、今回は手術明けになります。9月上旬に金沢へ戻って来てからは順調に乗り込まれており、ケガ明けもあってゴール前は強く追っていませんが、3週に渡って追い切り時計は出ています。こちらもA級入りも狙える素材と期待されているだけに、休み明けでも好勝負を演じて復活をアピールしたいところです。

▲3 インフォーマント（牡4、加藤和宏厩舎）は今季大井から再転入してきて、開幕戦から休みなく走り続けて1勝しか挙げられていませんが、2着は8回と連絡みは多いです。勝ち切れないイメージはありますが、後方からの追走となった前走でも、直線外から脚を伸ばして2着まで追い上げてきており、以前より差す競馬もこなせるようになってきています。ソジュンが早めに失速する展開になるなら、追い上げが届くシーンもありそうです。

△5 ジャーミネイト（牡8、加藤和宏厩舎）も今季兵庫から転入してきて、6戦して1～3着各2回とまだ底を見せていません。3着に追い上げた前走後に鼻出血が判明して1カ月以上レース間隔は空きましたが、涼しくなって体調は持ち直してきています。引き続きゴール前の突っ込みに警戒は必要です。

△2 サンライズシトラス（牡4、井樋一也厩舎）はB1級三組へクラスが上がった前走も注目されましたが、直線伸び切れず6着と案外な結果でした。しかし今回はしっかり追い切られており、2走前に勝っているB2級なら巻き返しが狙えそうです。

＜おすすめの買い目＞　
馬単（マルチ）　1⇔4・3・5・2（8点）
3連単（フォーメーション）　1→4・3・5・2→4・3・5・2　4・3・5・2→1→4・3・5・2（24点）