レース展望・予想

未経験馬がほとんど難解な920m戦「うさぎ座特別」（名古屋競馬）

2022/10/11

10月11日（火）の名古屋競馬メイン第12レースは「うさぎ座特別」（B級1組、名古屋競馬場920メートル）。

短距離が久々や走り慣れない距離もあって、難解で多くの馬にチャンスがある混戦と言える。ただ連軸にはしぶとい先行力がセールスポイントの地力派◎6 ラティ（牝4、今津博之厩舎）が一番ふさわしい。距離は1500メートルだったが、前走のA級5組でも主導権を握って0秒2差3着に粘り込んだように、高く安定した先行力の持ち主。ポイントは新馬戦以来の1000メートル以下の距離対応だが、前走なみのスタートが切れれば先行集団で流れに乗っていける。B級に再降級し、条件は緩和している。持ち前の安定した先行力がものを言う。

本質的に距離不足だが、末脚勝負に持ち込めば○5 カミルレ（牝5、植松則幸厩舎）が直線一気に突き抜ける。牝馬限定戦ながら昨夏のオープンで2着、10月にもA級2組で勝利した破壊力あるキレ自慢。休養明け後は成績ひと息だが、そろそろ変わり頃とも言える復帰3戦目を迎えた。位置取りは当然後方からになるが、他馬をさばいて直線勝負に持ち込めるかが好走ポイントになりそうだ。

テンの速さに定評ある▲1 ウィップラッシュ（牝5、迫田清美厩舎）が距離適性一番。最近3走は1500、1700メートルで先制しても失速続きだが、距離短縮で先行力に粘りも変わってきそうだ。

カミルレ同様に距離はもう少しほしいところだが、差し脚好調な△2 ウルスラ（牝5、今津博之厩舎）も馬券に欠かせない1頭。

穴は△10 ライド（牝6、安部幸夫厩舎）。木之前葵騎手とのコンビ結成で前走から斤量は2キロ減り、スピードが生きてくる。

＜おすすめの買い目＞　この買い目で投票
馬単（マルチ）　6⇔1・2・5・10（8点）
3連単（フォーメーション）　6→1・2・5・10→1・2・5・10　1・2・5・10→6→1・2・5・10（24点）

うさぎ座特別の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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