レース展望・予想

唯一の3歳馬アンティキティラが古馬を圧倒する「兵庫クイーンカップ」(園田競馬)

2022/10/27

27日(木)の園田競馬メイン第11レースに西日本交流「第19回兵庫クイーンカップ」(3歳以上牝馬定量、園田競馬場1700メートル)が行われる。

◎6 アンティキティラ(牝3、高知・別府真司厩舎)は前走、名古屋・秋の鞍で全国の強豪相手にインを突いて押し切り、重賞3勝目を挙げた。黒潮皐月賞や高知優駿では結果が出なかったが、そこから休養を挟んで立て直した効果が如実に表れた。重賞は名古屋2勝、佐賀1勝と遠征競馬で結果を出している点は高く評価できる。また、古馬と初対決になるが、牝馬同士なら十分勝ち負けになる。今年園田で重賞を2勝している別府真司厩舎の勢いも侮れない。

○2 ステラモナーク(牝5、新子雅司厩舎)は今年の初旬に不振が続いていたが、兵庫サマークイーン賞あたりから徐々に本来のスピードが戻ってきており、ようやくリズムを取り戻した。相手関係よりも自分のペースで逃げられるかどうかが鍵になるが、内枠ならハナを主張できるだろう。

▲7 ベニスビーチ(牝4、金沢・中川雅之厩舎)はこれまで5場に所属したことがあり、重賞に16回出走して2勝を挙げている経験豊富な馬。位置取りも自在で初めての園田も苦にしないだろう。鞍上は吉原寛人騎手と買い材料は多い。

☆5 ナナカマドカ(牝6、田中範雄厩舎)は昨年4着からのリベンジを狙っている。兵庫サマークイーン賞は苦手な道悪でしんがり負けを喫したが、その後の笠松・くろゆり賞では良馬場でしっかり巻き返している。今回は良馬場濃厚で力を出せる条件はそろった。

△4 クリノアリエル(牝7、橋本忠明厩舎)はかつて園田で6連勝した実績があり、JRAでは芝の短距離で活躍し、重賞にも出走した。再転入初戦は前が止まらない馬場で展開が向かなかったが、4着ならまずまずの内容だった。叩き2走目で状態は上向いており、一発を期待したい。

△11 デンコウハピネス(牝6、尾林幸二厩舎)は夏場から長く好調が続いており、毎回確実に脚を使っているレース内容も高く評価できる。吉村智洋騎手を背に上位を狙う。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単 6→2・7・5・4・11(5点)
3連単(1軸流し) 6→2・7・5・4・11(20点)

兵庫クイーンカップの出走表はこちら

(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)


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