レース展望・予想

実績馬ベニスビーチが秋初戦「彼岸特別」(金沢競馬)

2022/09/20

月、火曜日の2日間で開催されている今週の金沢競馬。9月20日(火)のメインカードは第10レースの「彼岸特別」(A1級一組、金沢競馬場1500メートル)で、ひと息入れて鍛え直されたベニスビーチが後半戦に向けて始動します。

◎2 ベニスビーチ(牝4、中川雅之厩舎)は前走の読売レディス杯で遠征勢を迎え撃つ地元の大将格として注目され、スタートから出ムチを入れて先行集団に加わりましたが、直線半ばで力尽きてしまい5着でした。上位を独占した南関東や岩手からの遠征勢には離されましたが、直線入口まで食い下がって全国区のペースについて行けたことは自信になったはず。その後1カ月半ほどレース間隔は空きましたが、9月に入ってからは毎週追い切り時計を出して、意欲的に乗り込まれています。今後古馬の重賞タイトル獲りも期待されているだけに、復帰戦を白星で飾って弾みをつけたいところです。

○5 アイバンホー(牡4、金田一昌厩舎)は再転入2戦目となった前走の1900メートル戦でも注目されましたが、後方追走いっぱいの6着でした。スタートから流れに乗れなかったことで闘争心に火がつかず、走る気を出さないままレースが終わってしまいました。今回は併せ馬で強めに追い切られて気合を入れ直されており、巻き返しに燃えています。ベニスビーチとは3歳夏のMRO金賞で初対戦して先着をされていますが、なんとか牡馬のパワーでねじ伏せて復調のきっかけをつかみたいところです。

▲3 ブルベアパンサー(牡8、菅原欣也厩舎)はここ2走金沢スプリントカップ、イヌワシ賞と重賞続きで入着ラインのレースが続いていますが、特別戦へ戻るなら見直しは必要です。追い切りでは佐賀から移籍してきた当初よりもストライドが大きくなっており、金沢の環境にも大分慣れてきたようです。転入初戦で勝っている1500メートルに距離が戻るのも好材料で、A1級一組で連絡みができれば今後も楽しみな存在になります。

△4 スノームーンライト(牡4、佐藤茂厩舎)はA1級に昇級となった前走の1700メートル戦でも逃げた馬と併走する格好になりながらも、最後まで崩れることなく3着に踏ん張りました。さらにクラスは上がりましたが、1500メートルに距離短縮されるのは歓迎で、今回もペースを握って粘り込むことができれば、際どい勝負に持ち込めそうです。

△6 クールシャイン(牡5、鈴木正也厩舎)も崩れない先行力を見せています。1500メートル戦は今季開幕戦以来となりますが、スノームーンライトのペースに終始食い下がっていければ流れ込みが図れるかもしれません。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 2⇔5・3・4・6(8点)
3連単(フォーメーション) 2→5・3・4・6→5・3・4・6 5・3・4・6→2→5・3・4・6(24点)

彼岸特別の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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