レース展望・予想

復活カクテルライトが重賞3勝目狙う「やまびこ賞」(盛岡競馬)

2022/08/21

21日(日)盛岡競馬メイン第11レースは不来方賞トライアル「第35回やまびこ賞」(3歳、盛岡競馬場ダート1800メートル)。

◎4 カクテルライト(牝、小西重征厩舎)は昨年の岩手2歳最優秀馬。逃げ一辺倒の脚質のため、大敗が続きましたが、イーハトーブマイル2着でようやく復調の兆し。続くウイナーカップを逃げ切り、2歳10月の若駒賞以来の美酒を味わいました。好走要因は本調子を取り戻したことと輸送のない地元競馬が勝因。前走・ひまわり賞でも自らハイペースを形成しながら3着。トーセンキャロルの圧勝で終わりましたが、先行馬が総崩れの中、持ち味の粘りを発揮。距離2度目で首位奪回するチャンスと見ました。

○1 サンエイブレーヴ(牡、菅原勲厩舎)は重賞路線を歩み、東北優駿3着、ウイナーカップ2着。詰めに課題がありますが、毎回のように勝ち負けを演じています。レース間隔は若干開きましたが、逆にリフレッシュできた印象。待望の重賞初制覇なるか注目が集まります。

▲8 アップテンペスト(牝、佐藤雅彦厩舎)は岩手5勝後、名古屋で重賞2勝マークして帰郷。初戦のひまわり賞は5着でしたが、3カ月ぶりの実戦がこたえたか。ひと叩きされて反撃に転じます。

△3 ヴラディア(牡、佐々木由則厩舎)は前回圧勝。強豪と戦ってきた経験を生かしました。これで弾みがついたのは確かです。

△2 ネイチャーミヤビ(牝、櫻田康二厩舎)は転入後、あっさり2連勝。中央ダート2着はダテではなかったことを証明しました。距離延長は望むところ。

△6 コイビトサンタ(セン、菅原勲厩舎)は相手なりに駆ける堅実さが身上。

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馬単 4→3 (ボックス) 4・1・8(7点)
3連単(フォーメーション) 1・4→1・4・8→1・2・3・4・6・8(16点)

やまびこ賞の出走表はこちら

(文/松尾康司)


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