レース展望・予想

佐賀王冠賞で惜敗ゲットワイルドに期待「小岱山特別」（佐賀競馬）

2022/07/10

10日（日）佐賀競馬メイン第9レースは「小岱山特別」（A1・A2級、佐賀競馬場1800メートル）。

◎6 ゲットワイルド（牡6、山田徹厩舎）は、前走の佐賀王冠賞（6月19日、2000メートル）では中団から3コーナーで前へと上昇し3番手へ浮上。逃げたドゥラリュールを直線でテイエムチェロキーが交わすと、それを追って最後は同馬との一騎打ちになりましたが、ハナ差及ばず2着でした。ここ3走は2着、3着、2着と惜敗続きでしたが、今回は佐賀王冠賞からの参戦馬のうち、掲示板内に進出していたのはこの馬だけというメンバー構成。昨年4月以来の勝利を挙げる大きなチャンスとなりました。

○1 アエノエンペラー（牡6、池田忠好厩舎）は、大井からの転入初戦です。3歳時は東京ダービー5着など、大井の3歳重賞で上位進出。古馬になってからの勝ち星は昨年9月の1勝だけですが、多くのレースで勝ち馬から1秒前後の差で走っています。佐賀初戦からA級特別ですが、転入馬2頭を含め今年に入ってから勝利を挙げた馬が不在。相手関係が緩和され、初戦から優勝争いが期待されます。

▲4 トゥルスウィー（牝4、北村欣也厩舎）は、佐賀王冠賞では11着でしたが、前々走の英彦山特別（5月22日、1800メートル）では逃げてテイエムチェロキーからコンマ8秒差の3着でした。今回は鞍上が英彦山特別で騎乗の山口勲騎手に戻ります。逃げも打てそうなメンバー構成となり、粘り込みに期待したいところです。

そのほか、佐賀6走中4回で掲示板内進出△2 トウカイデュエル（牡5、山田義人厩舎）、高知から転入初戦△7 モンスターキング（セン9、武藤敏明厩舎）にも上位進出の期待がかかります。

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馬単（フォーメーション）　6・1→6・1・4（4点）
3連単（フォーメーション）　6・1→6・1・4→6・1・4・2・7（12点）

小岱山特別の出走表はこちら

（文／上妻輝行）


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