レース展望・予想

相手緩和でウインイノセンス「タツナミソウ特別」(金沢競馬)

2022/07/03

7月の金沢競馬は来週まで日、火曜日の通常開催。7月3日(日)の注目カードは第10レースの「タツナミソウ特別」(3歳A1級、金沢競馬場1500メートル)で、石川ダービーで敗れた3頭が条件戦に戻って巻き返しを狙います。

◎4 ウインイノセンス(牡、高橋俊之厩舎)は前走の石川ダービーで先団を前に見ながらレースを進め、2周目向正面では先頭をうかがえる位置までに浮上しましたが、3コーナーで勝ったスーパーバンタムについていくことができず6着に敗れました。後方待機策から直線追い上げて4着だった北日本新聞杯とは一転して、勝ちを意識しての先行策だっただけに着外の結果は仕方ありません。その後も緩めることなく乗り込まれており、早い時計ではありませんが追い切りもこなしています。石川ダービーで掲示板に上がったメンバーが不在ならスピードは抜けており、後続に並ばせずに押し切った2走前の再現が狙えそうです。

○3 ビーブルー(牝、金田一昌厩舎)は直線伸びて差し切った転入初戦の勝ちっぷりから、次走の石川ダービーでも穴人気になりましたが、後方のまま見せ場なく8着に敗れました。転入2戦目で重賞に挑むのは荷が重かった面もありますが、レース前にイレ込んでしまい力を出し切れなかったのも敗因でした。今回は追い切りをかけずにリラックスさせることに専念した調整を積んでおり、転入初戦で勝利に導いた吉原寛人騎手が再び騎乗するのもプラスです。テンションを上げずにレースに臨むことができれば、決め手の違いで直線抜け出してきそうです。

▲2 スピリットサント(牡、佐藤茂厩舎)も石川ダービーでは10着に沈みましたが、3歳条件戦に戻るなら見直しは必要です。幸いにも重賞後も疲れは見られず、連日の暑さにも耐えている状態です。調教でもまたがっている主戦の青柳正義騎手とのコンビに戻るのは心強く、走り慣れている1500メートル戦に戻ることで復調のきっかけがつかめそうです。

△7 ミスシャーロック(牝、中川雅之厩舎)は浦和から移籍後、5戦して3着4回と善戦止まりのレースが続いていますが、堅実な差し脚は信頼が置けます。ウインイノセンスが後続を大きく引き離して逃げる展開になるなら、混戦の次位争いから抜け出してくるかもしれません。

前走待望の初勝利を挙げた△5 カニフ(牝、金田一昌厩舎)は引き続き乗り込みが目立っています。後方から追い上げてくる脚質だけに展開に左右されやすい面はありますが、今回も早めにエンジンが掛かって上がって行けば直線の追い比べ勝負に持ち込めそうです。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 4⇔3・2・7・5(8点)
3連単(フォーメーション) 4→3・2・7・5→3・2・7・5 3・2・7・5→4→3・2・7・5(24点)

タツナミソウ特別の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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