レース展望・予想

ベルレフォーンが二冠達成のチャンス「兵庫ダービー」(園田競馬)

2022/06/09

9日(木)の園田競馬メイン第11レースに「第23回兵庫ダービー」(3歳定量、園田競馬場1870メートル)が行われる。

今年のダービーはどの馬にも勝つチャンスがありそうだが、菊水賞馬◎2 ベルレフォーン(牡、新子雅司厩舎)の二冠達成に期待する。菊水賞は激しい流れが味方した印象もあるが、他馬より1秒近く速い上がりの脚を使っており、世代屈指の末脚を持つことは確か。前走の兵庫チャンピオンシップJpnIIで地元馬最先着はならなかったが、まだ完全に仕上がりきっていない状態で距離を経験させる意味合いが大きく、目標の兵庫ダービーに向けて今回は調子を上げている。菊水賞と同じような流れになれば二冠が見えてくる。

今年は牝馬のレベルが総じて高く、○6 ニフティスマイル(牝、田中一巧厩舎)にも戴冠のチャンスがある。重賞2着3回でタイトルにはあと一歩届いていないが、どのような展開になっても崩れない強みがある。直前の追い切りでは最後に気合を入れられてから抜群の反応を見せており、仕上げの良さはトップクラスに入る。

▲7 エイシンクエーサー(牡、橋本忠明厩舎)は菊水賞2着で優先出走権を取り、中間は短期放牧を挟んで調整してきた。直前の追い切りでは昨年のダービー馬スマイルサルファーと併走して仕上げられており、こちらも状態は万全。母エイシンアクロンは短距離色が強く、距離延長に対応できるかどうかが鍵を握るが、鞍上は先週の六甲盃を制して重賞騎乗機会4連勝中の田中学騎手。うまく乗りこなしてくるだろう。

牝馬二冠の☆4 ニネンビーグミ(牝、松平幸秀厩舎)も好調。休み明けの菊水賞は完調手前ながら逃げ粘って6着と牡馬相手に健闘すると、のじぎく賞は馬体がガラリと良化してニフティスマイルの末脚を封じた。ハナにはこだわらないタイプだが、バウチェイサーより内枠に入っており主導権を奪いそうだ。自分のペースで走れば3つ目のタイトルが見えてくる。

△1 ローグネイション(牡、田中範雄厩舎)は兵庫チャンピオンシップJpnIIで地元馬最先着の5着。菊水賞をパスして1870メートルを3回続けて使っているローテーションにも好感が持てる。折り合いの難しいタイプだが、前に壁をつくることができる内枠は歓迎で、じっと展開を待つ。

△5 バウチェイサー(牡、新子雅司厩舎)は兵庫チャンピオンシップJpnIIでは10着だったが、ダートグレードで2度もハナを切ったスピードは他馬にとって脅威となる。スタミナもあると新子雅司調教師は話しており、この大舞台で真の強さを見せる可能性がある。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単 2→6・7・4・1・5(5点)
3連単(1軸流し) 2→6・7・4・1・5(20点)

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(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)


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