レース展望・予想

少頭数でも好調馬揃い「延齢草賞」(金沢競馬)

2022/05/22

金沢競馬は今週も日、火曜日の通常開催。5月22日(日)第9レースの「延齢草賞」(B1級特選、金沢競馬場1500メートル)は6頭立ての少頭数になりましたが、近走で勝っているメンバーばかりが顔を並べた注目レースになっています。

まず人気になりそうなのは◎3 ジャーミネイト(牡8、加藤和宏厩舎)です。兵庫から移籍してきて2戦2勝と負け知らずで、前走のB2級四組も逃げた馬を交わして3コーナーから先頭に立つと、そのまま直線独走して、終わってみれば2着馬に9馬身差つける圧勝劇でした。兵庫ではB1クラスで頭打ちでしたが、中央で3勝している実績を考えれば、ここまでの楽な勝ちっぷりにはうなづけます。金沢に来て初めて骨っぽいメンバーとの対戦となりますが、今回も落ち着いて馬場入りできてレースに集中して臨むことができれば、底力の違いを発揮できそうです。

○4 コトブキレイア(牝5、川添明弘厩舎)も高知から移籍してきて4戦4勝と快速ぶりを見せつけています。前走のB2級三組は先手を奪えず2番手からの追走になりましたが、3コーナーで逃げた馬を交わして先頭へ抜け出すと、持ったままで後続を6馬身も引き離しました。無理に逃げなくても圧勝劇を演じられたのは大きな収穫で、先手がほしいメンバーがそろった今回も期待できます。上がり重視で行われた今回の追い切りでも前走以上に直線の手応えは良く、先手争いをにらみながら好位でレースを進めて早めに先頭へ抜け出すことができれば、再び後続の追い上げを振り切ってしまいそうです。

▲5 ハクサンスプリング(牡4、加藤和義厩舎)は船橋からの再転入初戦で後続を8馬身引き離しましたが、その後は連続2着と勝ち切れていません。しかし先着を許した2頭はその後A級でも勝ち負けしており、相手が悪かったと判断できます。引き続き追い切りの感触は良く、好位からでもひと伸びできる脚を生かして、抜け出しを図るコトブキレイアに食い下がって行ければ、直線競り勝つシーンもありそうです。

△1 アンシンカブル(牝7、佐藤茂厩舎)は前走のB1級一組でハクサンスプリングに続く3着も、今季は堅実な差し脚で開幕戦から馬券を外さない走りが続いています。さらにメンバーは上がりましたが、先手争いが激しくなって前崩れの展開になるなら出番がありそうです。

△2 プライモーディアル(牡5、高橋俊之厩舎)は昨年勝ち切れないレースが続いていましたが、今年はここまで逃げ切りで3連勝中と勢いに乗っています。先手争いがポイントになりますが、今回もペースを握ることができれば際どい勝負に持ち込めるかもしれません。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 3⇔4・5・1・2(8点)
3連単(フォーメーション) 3→4・5・1・2→4・5・1・2 4・5・1・2→3→4・5・1・2(24点)

延齢草賞の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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