レース展望・予想

高素質スーパーバンタムの初タイトルなるか「ノトキリシマ賞」(金沢競馬)

2022/05/01

ゴールデンウィーク期間中の金沢競馬は1~4日までの4日間連続開催になります。5月1日(日)のメインカードは第10レースの3歳牝馬による重賞「第3回ノトキリシマ賞」(3歳牝馬・金沢デビュー馬限定、金沢競馬場1500メートル)になります。

◎7 スーパーバンタム(鈴木正也厩舎)は冬休みを挟んで3連勝中の快速馬で、前走も3コーナーから逃げた馬らを交わして4コーナーを先頭で回ると、直線独走で後続を5馬身以上引き離す快勝劇でした。2歳時は持ち前のスピードで押し切る一方的なレース運びでしたが、3歳となった今年は開幕戦から逃げた馬を前に見ながら控えるレースで2連勝中と安定度が増しています。今回に向けての追い切りでも前走以上の反応の良さを見せています。エムティアンジェやボサノヴァといった北海道や中央デビュー組が不在のメンバー構成なら素質面で頭一つ抜けているだけに、好位追走から直線きっちり抜け出して重賞初制覇を飾りたいところです。

○4 キープクライミング(中川雅之厩舎)は今年開幕戦こそスーパーバンタムの3着に敗れましたが、次走の3歳準重賞の若駒賞でデビュー2戦目以来となる白星を飾ると、前走のJRA交流・能登禄剛崎賞ではゴール寸前まで勝ち馬を叩き合ってクビ差の2着と中央勢を相手に接戦を演じました。2歳時に比べてゲート出が改善したことで好位置が取れるようになり、レースぶりが一変しています。スーパーバンタムには2歳時の金沢シンデレラカップで一度先着しただけでほとんど後塵を拝していますが、自信をつけてきた今の状態なら際どい勝負に持ち込めるかもしれません。

▲8 サブノユウゼン(金田一昌厩舎)も今年は開幕戦から2戦連続でスーパーバンタムに引き離されましたが、3歳A2級に下がった前走は発馬を決めて先手を奪うと、2着以下を5馬身以上置き去りにする圧逃劇でした。2歳時より馬体重が10キロほど減少しているのは気掛かりですが、前走の勝ちっぷりなら心配はなさそうです。2走前のようにスーパーバンタムより前でレースを進めて、勝負どころで交わされても食い下がっていければ、連対圏には踏ん張れそうです。

△3 カニフ(金田一昌厩舎)も馬体は細化気味ですが、ここ3戦はレース終盤にひと伸びして3着以内を外さない走りを続けています。まだ未勝利ですが、冬場に南関東でもまれたことで力が付けており、スーパーバンタムが早めに先頭に立って後続を大きく引き離す展開になるなら、次位争いに加わってくるかもしれません。

△1 ピースイギー(金田一昌厩舎)も今年は開幕戦から勝ち切れていませんが、3着以内を外さない走りを見せています。1500メートル戦での連絡みは多く、最内枠から積極的に運んでいければ前残りが図れるかもしれません。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 7⇔4・8・3・1(8点)
3連単(フォーメーション) 7→4・8・3・1→4・8・3・1 4・8・3・1→7→4・8・3・1(24点)

ノトキリシマ賞の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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