レース展望・予想

ドライスタウトが無傷の4連勝で戴冠狙う「兵庫チャンピオンシップ」(園田競馬)

2022/05/04

4日(祝・水)の園田競馬メイン第8レースに「第23回兵庫チャンピオンシップJpnII」(3歳、園田競馬場1870メートル)が行われる。

◎12 ドライスタウト(牡、JRA・牧浦充徳厩舎)はデビューから3連勝で全日本2歳優駿JpnIを制した。兵庫ジュニアグランプリJpnIIの1~3着馬を4コーナー先頭から楽な手応えで突き放しており、この世代のダート路線では現状、力が一枚抜けている。今回は休み明け、初めての右回り、さらに大外枠に入っており克服すべき課題はあるが、陣営は早い段階でこのレースに出走することを明言していたように、調整に抜かりはないとみる。好位から押し切るだろう。

○3 ノットゥルノ(牡、JRA・音無秀孝厩舎)はダートに矛先を向けてから3戦2勝、2着1回とパーフェクト連対。前走の伏竜ステークスは2着に敗れたが、スタート後に落鉄していたという情報があり、結果以上に高く評価して良さそうだ。このレースの傾向として前走・伏竜ステークスを走っていた馬は馬券に絡む確率が高いというデータがあるが、今年はノットゥルノだけ。このレースを3勝している武豊騎手とのコンビで上位争いになるだろう。

▲7 ブリッツファング(牡、JRA・大久保龍志厩舎)は2走前のヒヤシンスステークスでは直線で反応がなくなり失速したが、前走はこの馬本来の先行力が見られ、直線で一気に突き放した。ホッコータルマエ産駒らしいバネの利いた走りで、右回りの方がスムーズに走っている印象を受ける。園田コースへの適性が高そうだ。

☆9 コンシリエーレ(牡、JRA・稲垣幸雄厩舎)は大型馬だがテンから動ける脚があり、前から運ぶことができればしぶとさを見せそうだ。550キロ近い大型馬で器用さに欠ける印象があり、小回りコースはあまりプラスに出る印象がないが、サウジダービーGIII・3着の底力でどこまで通用するのか注目したい。

地元兵庫からは新子厩舎の2頭に注目したい。菊水賞馬の△4 ベルレフォーン(牡、新子雅司厩舎)は距離が延びてさらに良さが出るタイプ。徐々に落ち着きが出てきており気性的な成長がうかがえる。

△8 バウチェイサー(牡、新子雅司厩舎)は菊水賞で3着に敗れており距離延長には課題を残すが、気分よく先行することができれば兵庫ジュニアグランプリJpnII・4着のように見せ場を作れそうだ。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単 12→3・7・9・4・8(5点)
3連単(1軸流し) 12→3・7・9・4・8(20点)

兵庫チャンピオンシップの出走表はこちら

(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)


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