レース展望・予想

2歳チャンピオンが始動「春土用特別」(金沢競馬)

2022/04/17

日、火曜の通常開催となっている4月中の金沢競馬。17日(日)の注目カードは第8レース「春土用特別」(3歳A級1組、金沢競馬場1500メートル)で、昨年重賞4勝を挙げた2歳チャンピオンがここから始動します。

◎4 エムティアンジェ(牝、佐藤茂厩舎)は昨年末に笠松で行われたライデンリーダー記念に遠征し、3コーナー外から一気に伸びて4コーナーで先頭に立つとそのまま直線押し切る横綱相撲。ラブミーチャン記念に続く東海地区の2歳タイトルを手にしました。北海道から金沢へ移籍してきて敗れたのはまだ兼六園ジュニアカップの2着のみで、地元馬相手に快進撃が続いています。冬休み期間中は小松温泉牧場へ放牧に出されて激戦続きの疲れを癒やしました。追い切り時計を出し始めたのは3月下旬からで、それほどハードに追われていませんが、ひと追いするごとに感触は上向いています。他地区から移籍してきた新しい顔ぶれが加わって力関係が気になりますが休み明けから勝ち負けを演じて、今後に弾みをつけたいところです。

○6 リュウノガルシア(牡、加藤和義厩舎)は岩手からの移籍馬で、2歳時にJRA認定戦を勝っており、デビューから馬券圏を外したのは3戦目の4着だけという超堅実派です。今年は水沢の開幕から使われており、前走の3歳重賞・スプリングカップでは中団から脚を伸ばして3着止まりでしたが、金沢に来れば実績上位の存在。直前まで使っていたとあって、追い切りでは馬なりながら好時計をたたき出して抜群の動きを見せています。いきなりエムティアンジェを相手に好勝負を演じることができれば大きな自信になるだけに、初戦から注目を集めそうです。

▲5 ストラテゴス(牡、高橋俊之厩舎)も転入初戦から2着に追い上げてきた脚いろから楽しみがあります。前走はゲート内でモタれて出遅れしまい最後方から追走になりましたが、道中で徐々にポジションを上げて、勝ったスーパーバンタムには離されましたが、直線脚を伸ばして連対は確保しました。2歳時に園田で2連勝してJRA認定を勝った実績からまだまだやれそうで、発馬を決めて追走で置かれなければ、末脚が届いてしまうシーンもありそうです。

△7 エヴォラ(牝、佐藤茂厩舎)は外傷で休養を余儀なくされ、昨年10月のくろゆり賞以来の実戦となりますが、追い切りでは悪くない動きを見せています。半年の休み明けで息もちに不安はありますが、新馬戦から2連勝したスピード値の高さから警戒は必要です。

△2 サエチ(牝、高橋俊之厩舎)もひと冬越えてスピードに磨きがかかって、前走逃げ切って待望の初勝利を飾りました。相手はワンランク以上上がりましたが、ここでも先手を奪ってペースを握ることができれば、今後の飛躍につながりそうです。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(フォーメーション) 4・6→4・6・5・7(6点)
3連単(フォーメーション) 4・6→4・6・5・7→4・6・5・7・2(18点)

春土用特別の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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