レース展望・予想

地の利を生かしてアップテンペスト「スプリングカップ」(名古屋競馬)

2022/02/15

2月15日(火)の名古屋競馬メイン第10レースは「第47回スプリングカップ」(3歳、名古屋競馬場1800メートル)。

全国交流重賞に厩舎期待の精鋭3歳がフルゲートで激突する。地区レベルの高い南関東、兵庫から遠征勢はいるが、転入後の重賞3戦でパーフェクト連対を誇る◎12 アップテンペスト(牝、井手上慎一厩舎)が主役だ。岩手在籍時に5勝を挙げた好素材は東海移籍後も持ち前の安定した走りを発揮する。高い先行力としっかりした粘りでライデンリーダー記念、新春ペガサスカップをともに2着。そして前走の梅桜賞では、主導権を握って有利にレースを運んだが、最後まで力強い逃亡劇を披露。8馬身千切って念願の初タイトル獲得に成功した。今回は地方全国交流で、さらに牡馬相手の戦いに変わるが、差しタイプが多いメンバーで、再度有利に先行しやすい構成利がある。前走とまったく同舞台なのもプラス要因。地の利を生かして遠征勢を迎撃したい。

兵庫の○9 ベルレフォーン(牡、兵庫・新子雅司厩舎)も魅力いっぱい。デビューが遅くキャリアまだ3戦だが、大みそかの重賞・園田ジュニアカップでいきなり3着に食い込んだセンスの持ち主。他にも1700メートルの認定競走で2着の実績があり距離に不安はない。初輸送など手探り面のある初の遠征重賞だが、未知なる魅力にあふれる好素材だ。

転入馬▲4 スターフジサン(牝、川西毅厩舎)もいきなり警戒が必要。移籍後の乗り込み、調教量が少なく陣営のトーンは高くないが、笠松重賞で連勝中のエムティアンジェと金沢在籍時に好勝負していた実力派。パドックなどで仕上がり度をチェックしたいものだ。

持ち前のしぶとい末脚は距離延長がプラスに作用する△11 イイネイイネイイネ(牡、田口輝彦厩舎)に、差し比べに持ち込めば△1 ヴァンダルジャン(牝、大井・高野毅厩舎)も一撃が可能。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 12⇔1・4・9・11(8点)
3連単(フォーメーション) 12→1・4・9・11→1・4・9・11 1・4・9・11→12→1・4・9・11(24点)

スプリングカップの出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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