レース展望・予想

将来性豊かなニフティスマイルが初戴冠を目指す「兵庫クイーンセレクション」(姫路競馬)

2022/01/20

20日(木)の姫路競馬メイン第11レースに「第23回兵庫クイーンセレクション」(3歳牝馬定量、姫路競馬場1400メートル)が行われる。昨年から西日本交流と様変わりしたが、今年は他地区からの遠征馬がなく、地元馬12頭による争いとなる。

◎2 ニフティスマイル(田中一巧厩舎)は昨年11月の新馬戦を快勝した素質馬だが、能力検査は5月頃から受けていたように早期デビューも可能だった。陣営が念入りに仕上げた結果、砂を被せてもひるまずにタフな馬に成長した。前走のアッパートライでは27日のゴールドジュニア(笠松)に出走予定の強豪牡馬エイシンクレモナに敗れたが、最後までしぶとく食らいついて結果以上に収穫のある内容だった。追い切りは長めの距離でしっかり乗り込まれており、態勢は整った。先行馬を前に見ながら末脚を生かした競馬で重賞初制覇を目指す。

○6 ニネンビーグミ(松平幸秀厩舎)は昨年6月に行われた世代最初の新馬戦を快勝した。そこから馬体を成長させるために休養へ出て、馬体重の増加に成功。前走は多少掛かりながらでも豊富なスタミナを生かして押し切る強気な競馬で、のちに園田ジュニアカップ3着だったベルレフォーンの末脚を封じた。テンションが高いところを陣営は危惧していたが、当日のパドックや返し馬で落ち着きがあれば好勝負になるだろう。

▲5 アンサン(木村健厩舎)は兵庫若駒賞や園田ジュニアカップで牡馬と互角以上の競馬をしており、こちらも素質は牝馬トップクラス。近走は控える競馬でしっかり結果を残していることからも気性面の成長がうかがえる。使い詰めだが好調をキープできており、この馬もチャンスは大きい。

☆12 ラッキーライズ(栗林徹治厩舎)は前走の園田ジュニアカップではスタート後につまずくアクシデントがあり末脚不発に終わったが、その後はもう一度立て直してここを目標に調整された。外差しの利く馬場は長く脚を使うこの馬に最も適しており、巻き返しが期待できる。

△7 サラヘレン(新井隆太厩舎)は北海道からの転入当初は疲れが取れずに調整に時間を要したが、初戦はこの馬の持ち味であるスピードをフルに発揮して高い能力を示した。新井隆太調教師は「何が何でもハナに行く」と逃げ宣言をしており、今回も積極的な競馬を見せてくるだろう。

△8 データアナリシス(高馬元紘厩舎)は最後の新馬戦を勝ち上がったばかりで未知の部分が大きいが、操縦性が高く器用な競馬ができる印象を受ける。好調な廣瀬航騎手とのコンビで一発を狙う。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単 2→6・5・12・7・8(5点)
3連単(1軸流し) 2→6・5・12・7・8(20点)

兵庫クイーンセレクションの出走表はこちら

(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)


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