レース展望・予想

逃げ切り狙うイーベンホルツ「加賀白山賞」(金沢競馬)

2021/10/26

通常の日、火曜日で開催されている今週の金沢競馬。10月26日(火)のメインカードは第9レースのJRA交流「加賀白山賞」(A2以下B1以上・中央1勝クラス、金沢競馬場1500メートル)で、スピードがある中央勢が顔をそろえました。

◎6 イーベンホルツ(牡4、JRA・村山明厩舎)は2走前に名古屋で行われた1400メートルの地方条件交流戦に初参戦して2着に逃げ粘りました。最内枠から発馬を決めて先手を奪うと後続を引き離して4コーナーを先頭で回り、そのまま押し切るかと思われましたが、ゴール寸前で同じJRAの勝ち馬に交わされました。前走は小倉の芝1800メートルを使いましたが、ここでもハナを切って6着に逃げ粘っています。その後はレース間隔を空けて栗東の坂路コースで鍛え直され、地方交流戦なら勝算があるとにらみ今回金沢へ参戦してきました。先行有利な馬場状態は歓迎で、先手争いを制してペースを握ることができれば、際どい勝負に持ち込めそうです。

○2 アサクサマヤ(牝5、JRA・高柳瑞樹厩舎)は前走の新潟ダート1800メートルで13着に崩れましたが、それまで1勝クラスでひと桁着順を続けていた好素材です。3着も2回あって地方交流レベルなら力量上位の存在です。前走後は短期放牧に出されて立て直しが図られ、帰厩後は美浦の坂路コースで休みなく乗り込まれています。地方条件交流戦は初挑戦となりますが、1600メートル前後の距離がベストで今回の1500メートルは理想的。初めての地方の小回りコースに戸惑わなければ、決め手の違いでゴール前抜け出しても不思議ではありません。

▲1 タイセイロワイヤル(牡3、JRA・森田直行厩舎)は3走前の船橋での条件交流戦を逃げ切って未勝利を脱出しています。1勝クラスが上がってからは大敗続きですが、地方の小回りコースなら見直しは必要です。同型のイーベンホルツとの兼ね合いがポイントになりますが、最内枠からスタートを決めて先手を主張することができれば、前残りも図れそうです。

△3 スズカハイライト(牡6、JRA・谷潔厩舎)は前走の京都ダート1900メートルで2着に追い上げており、今回のメンバーの中では唯一1勝クラスで連対しています。それから約1年ぶりの実戦となりますが、乗り込みは目立っていて仕上がりは悪くありません。久々でも息切れすることがなければ、直線伸びてきそうです。

△9 リゾートタイム(牝3、JRA・新谷功一厩舎)も未勝利脱出は2走前の大井での条件交流戦で、砂が深い地方コースには自信を持っています。逃げた馬に外めから食い下がっていければ、流れ込みもありそうです。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 6⇔2・1・3・9(8点)
3連単(フォーメーション) 6→2・1・3・9→2・1・3・9 2・1・3・9→6→2・1・3・9(24点)

加賀白山賞の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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