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レース展望・予想
戦法に幅あるクインズサターン中心「瑞穂賞」(門別競馬)
2021/10/07
10月7日(木)の門別競馬メイン第12レースは、「第54回瑞穂賞」(門別競馬場1800メートル)。
今季ラストレースの古馬頂上決戦“道営記念”の前哨戦。距離は200メートル短い1800メートル(外回り)ではあるが、3年前(2018年)のスーパーステションを筆頭にこの瑞穂賞を勝って道営記念の頂に辿り着いた名馬は今世紀に入って以降“7頭”おり、やはり最適のローテーションであることは間違いないところだろう。
中心は、道営記念連覇を目指す◎2 クインズサターン(牡8、安田武広厩舎)。前走の旭岳賞で、道営記念で最大のライバルとなる可能性が高いサンビュートを熾烈な一騎打ちの末に“内側から”競り勝ったことで陣営はかなりの手応えを得ただろうし、結果的に戦法により幅が出たのは非常に大きな収穫だった。
相手筆頭はもちろん、昨年の道営記念2着馬で前走復帰戦(2着)をひと叩きされた2018年佐賀記念JpnIII優勝馬○3 ルールソヴァール(セン9、田中淳司厩舎)となるが、クインズサターンが“負けるかどうか”の観点だと、最も怖い存在はやはり、6月の赤レンガ記念で完敗を喫したリンノレジェンドだろうか。
ただ今回は、道営記念の前哨戦ということで好位付けのルールソヴァールは後ろのクインズサターンの出方を気にするというよりは“自分の競馬”に徹してその力の差を測るような乗り方となるような気もするし、仮に後ろを気にしたとしても先手リンノレジェンドがまた逃げ切れるような展開になるのかどうか考えれば、△5 リコーワルサー(牡6、川島雅人厩舎)やバンカブルスター、▲7 ウタマロ(牡4、堂山芳則厩舎)らの早めの押し上げが考えられる中では、赤レンガ記念のように自分のペースで伸び伸び走れる展開にはなりづらいように思われる。
よって今回、リンノレジェンドは無印とし、連下候補はウタマロ&リコーワルサーを押さえたい。
<おすすめの買い目>
馬単 2→3・7(2点)
3連単(フォーメーション) 2→3・7→3・7・5(4点)
(文/HDK)
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