レース展望・予想

重賞勝ちの実績上位キヨラ「サファイア賞」（盛岡競馬）

2021/10/05

5日（火）盛岡競馬メイン第8レースは、3歳芝重賞「第14回サファイア賞」（3歳、盛岡競馬場芝2400メートル）。

◎11 キヨラ（牝、板垣吉則厩舎）は中央2戦未勝利から転入。芝の地方全国交流・オパールカップを快勝するなど3勝をマーク。母はラムタラ産駒で中央5勝。兄イチダイも岩手で寒菊賞快勝後、再度JRA入りして芝2勝。秘めた素質を開花させました。前走はJRA・紫苑ステークスGIIIへ挑戦。相手が大幅に強化された上、パドックでイレ込みも激しく不完全燃焼に終わりました。その後は遠征の疲れを取ることに専念し、サファイア賞へエントリー。好調なメンバーがそろいましたが、実績上位は明らかです。

○8 キーチャンス（牡、永田幸宏厩舎）は岩手の水が合って目下3連勝。JRA条件交流のトライアル・はまぎく賞を好タイムで完勝しました。最大のネックは未知の2400メートル戦。前走、先行策を取って掛かり気味。折り合いが課題ですが、今の充実度でカバー。待望の重賞制覇に王手をかけました。

▲1 エムワンハルコ（牝、晴山厚司厩舎）はシーズン途中まで精彩を欠いていましたが、芝に替わって反応が一変。はまなす賞でマツリダスティールを破る金星をあげ、前走・はまぎく賞も2着。距離延長を味方に逆転を狙います。

△10 ラヴィエント（牝、伊藤和忍厩舎）は中央芝で2着3回。あとひと押しのところで勝利をモノにできませんでした。以上の成績があれば勝ち負け必至。地力であっさり勝つシーンまで。

△4 トーセンアレックス（牡、伊藤和忍厩舎）は盛岡芝3度目でコースにも慣れたはず。

△6 ラズベリーラバー（牝、橘友和厩舎）は長距離向きが不気味。

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馬単（マルチ）　11⇔8・1・10　8⇔1（8点）
3連単（フォーメーション）　8・11→1・8・10・11→1・4・8・10・11（18点）

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（文／松尾康司）


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