レース展望・予想

サマーチャンピオン5着テイエムチェロキーに期待「周防灘特別」(佐賀競馬)

2021/10/09

9日(土)佐賀競馬メイン第4レースは「周防灘特別」(A1・A2級、佐賀競馬場1400メートル)。

◎5 テイエムチェロキー(牡7、平山宏秀厩舎)は、6月の佐賀転入後の4戦では勝ち星がありませんが、前々走の吉野ヶ里記念(7月25日、1400メートル)はミスカゴシマから1馬身(コンマ2秒)差の2着、前走のサマーチャンピオンJpnIII(9月1日、1400メートル)は佐賀勢最先着の5着と健闘しています。今回はミスカゴシマやドラゴンゲートは登録のみで回避し、佐賀初勝利を挙げる大きなチャンスとなりました。

○3 ハッピーハッピー(牝6、矢野久美厩舎)は、3走前の大分川特別(7月3日、1400メートル)を勝利し、2着テイエムチェロキーに1馬身半(コンマ3秒)差をつけています。その後の2戦は同馬に先着されていますが、差はわずかでした。両馬互角の実力だけに、今回も優勝争いとなりそうです。

▲6 フォークローバー(牡7、山田徹厩舎)は、前走の佐賀葉隠ダッシュ(9月26日、900メートル)では逃げたハヤブサマカオーからは大きく離れた6番手から直線鋭く伸びて、勝ったキタカラキタムスメからコンマ9秒差の3着でした。昨年11月の佐賀オータムスプリントで重賞初制覇後に休養し、戦線復帰の大分川特別からの4戦は勝ち星がありませんが、佐賀勢同士の3戦は勝ち馬から1秒弱の差で走っています。力量はあるだけに優勝争いへの進出も十分に考えられます。

シゲルロウニンアジ(牡8、九日俊光厩舎)は、JRAでは3歳夏から障害入りし、オープンで多数掲示板内に進出。今回は転入初戦で、このメンバー構成なら上位進出の余地もありそうです。

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周防灘特別の出走表はこちら

(文/上妻輝行)

 


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