レース展望・予想

昨年3着シーアフェアリーが今年こそ「お松の方賞」(金沢競馬)

2021/10/04

今週の金沢競馬は月、火曜の2日間開催になります。両日とも重賞が組まれており、10月4日(月)のメイン第10レースは牝馬による「第2回お松の方賞」(金沢競馬場1500メートル)が行われます。

昨年から行われている東海地区との交流戦で今年は名古屋から4頭、笠松から2頭が遠征してきました。

◎2 シーアフェアリー(牝6、名古屋・安部幸夫厩舎)は、7月に園田で行われた兵庫サマークイーン賞を勝っており、前走名古屋で行われた秋桜賞でも3着と地元勢で最先着を果たしています。このレースには2年連続での参戦で、重賞初挑戦となった昨年は接戦の2着争いを演じて3着でした。その後は船橋のマリーンカップJpnIII(7着)や佐賀ヴィーナスカップ(3着)など全国の牝馬交流重賞を駆け巡り、着実に地力を強化しています。追い切りでは前走以上に軽快な動きを見せており、今年こそこのタイトルを手にしたいところです。

同じく名古屋の○3 ラブリーイレブン(牝6、川西毅厩舎)は、今春に中央2勝クラスから移籍してきて4戦目に地元牝馬同士のオープン戦を勝つなど走るごとにリズムを上げています。前走の秋桜賞では5着とシーアフェアリーに先着されましたが、後方待機策から直線外から伸びて混戦の次位争いに加わって、着差はわずかでした。追い込みタイプだけに展開に左右されやすい面はありますが、名古屋よりも直線が長い金沢コースなら長くいい脚が生かせそう。前崩れの展開になるなら、直線一気の浮上もありそうです。

昨年ハクサンアマゾネスでこのレースを制した吉原寛人騎手ですが、今年は▲8 デビルスダンサー(牝4、金田一昌厩舎)で連覇を狙います。一時は調子を崩していましたが、前走の1700メートル戦で、勝負どころから一気に外を駆け上がって4コーナーで先頭に立ち、そのまま後続を4馬身突き放す強い勝ちっぷりでした。引き続き追い切りの気配も目立っており、夏負けから立ち直ってきた印象です。今の状態なら1500メートルに距離が短くなっても長くいい脚が使えそうで、ラブリーイレブンと馬体を併せて直線追い上げてくるシーンは考えられます。

△10 ネオアマゾネス(牝4、松野勝己厩舎)は金沢スプリントカップで11着とまさかの大敗を喫しましたが、その後再び放牧に出されて立て直しが図られました。帰厩後は折り合い面に重点を置いて乗り込まれており、休み明けでも出走態勢は整っています。後続を引きつけながら逃げることができれば、ハクサンアマゾネスを抑え込んだ徽軫(ことじ)賞の再現があるかもしれません。

△6 ニュータウンガール(牝4、名古屋・角田輝也厩舎)は6月の日本海スプリントでゴール前差し切った勢いは忘れられません。名古屋に戻ってから凡走が続いていますが、相性がいい金沢コースなら巻き返しがあっても不思議ではありません。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 2⇔3・8・10・6(8点)
3連単(フォーメーション) 2→3・8・10・6→3・8・10・6 3・8・10・6→2→3・8・10・6(24点)

お松の方賞の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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