レース展望・予想

連勝伸ばすかサーストンシカゴ「恋路賞」(金沢競馬)

2021/09/28

9月最後の週の金沢競馬は28日と29日の2日間連続開催になります。28日(火)のメインカードは、最終第11レースのB1級馬による準重賞「恋路賞」(B1級、金沢競馬場1400メートル)になります。C級から勝ち上がってきた昇級馬とA2級からの降級馬が入り交じり、どの馬が勝ってもおかしくない好メンバーが顔をそろえました。

◎9 サーストンシカゴ(牡4、高橋道雄厩舎)は金沢へ転入後、4戦負けなしと快進撃が続いています。中央では順調さを欠いてデビュー戦の3着が最高着順でしたが、金沢に来ると約10カ月の長期休み明けでもいきなり2着に3秒も差をつけて驚かされました。B級入りとなった前走もスタートから砂を被されて首を上げる仕草を見せながらも、追い通しの手応えで内からポジションを押し上げて4コーナー先頭へ回ると、直線だけで後続を5馬身以上引き離す圧倒劇でした。さらに相手は強くなりますが、まだ勝ちっぷりに余裕があることから、初の準重賞挑戦でも連勝が伸ばせそうです。

○6 ケージーキンカメ(牡10、鈴木正也厩舎)は前走も3コーナーから勝ち馬とのマッチレースとなり、またも3/4馬身差及ばずの2着に敗れてました。いずれも勝った馬が強かっただけで、最後まで馬体を併せて食い下がった内容は悪くありません。年齢的に上積みは見込みづらいですが、引き続き追い切りの動きは良さそうで、先団を見ながらレースを進めて直線の追い比べ勝負に持ち込めれば、底力の違いを見せてくれそうです。

▲1 ハクサンペリー(牡6、加藤和義厩舎)も今季船橋から金沢へ来てからまだ連対を外していません。前走も逃げた馬を見ながら2番手から追走し、直線の追い比べ勝負に持ち込んでゴール前できっちり交わしています。最内枠からの発走となりましたが、今回も発馬を決めて逃げた馬をマークしながらレースを進めることできれば、直線競り勝つシーンがありそうです。

△3 カナライズ(牡4、黒木豊厩舎)は前走のA2級二組で4着に敗れて連勝が5でストップしてしまいましたが、B級に戻るなら見直しは必要です。2走前にはケージーキンカメに競り勝っており、1400メートル戦でも勝負どころから早めにコーナーを駆け上がっていくことができれば、巻き返しがありそうです。

△11 ネイバーアイランド(牝3、鋤田誠二厩舎)も初の古馬との対戦となった前走は、中団から一気にコーナーを駆け上がって4コーナーを先頭で回る強い勝ちっぷりでした。B1級までクラスが一気に上がりましたが、ここでも好勝負ができれば今後が楽しみな存在になります。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 9⇔11・3・6・1(8点)
3連単(フォーメーション) 9→11・3・6・1→11・3・6・1 11・3・6・1→9→11・3・6・1(24点)

恋路賞の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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