レース展望・予想

上昇著しいフリーホースカップが中心「にいかっぷオープン」(門別競馬)

2021/09/07

9月7日(火)の門別競馬メイン第12レースは、準重賞「にいかっぷオープン」(3歳以上牝馬、門別競馬場1200メートル)。

牝馬によるスプリント準重賞。別定戦だが、その負担重量の設定が興味深く、最軽量が52キロ(アウィウィリオ)である一方、最重量は57キロ(ルナクレア、マリノエクスプレス。古馬牡馬換算だと59キロ)となっている。最軽量52キロのアウィウィリオは前走C3特別を勝ったばかりで超・格上挑戦だが、この負担重量なら「2連勝中の3歳牝馬だし、ちょっと買ってみようかな」と感じる人も少なくないかもしれない。実際、昨秋の短距離頂上決戦・道営スプリントではJRA3歳未勝利での転入5戦目、初戦のC4級から4連勝でもC2特別を勝ったばかりというジャスパーシャイン(負担重量は別定56キロ)が前走の勝ち時計から1秒5も縮めて(馬場状態は前走、道営スプリントともに重)一気に頂点まで駆け上がった事例もあるので、軽量52キロのアウィウィリオが激走できたとしても驚けない一戦とは言えるのだろう。

ちょっと前置きが長くなったが、中心に期待は上昇著しい◎4 フリーホースカップ(牝4、桧森邦夫厩舎)。2走前、B2下特別を勝ったばかりで格上挑戦した牡馬混合の重賞・エトワール賞で、果敢に先手を取って勝ったイダペガサスからコンマ8秒差の7着に踏ん張った走りが秀逸だったのだが、前走B1下特別ではその走りがフロックでなかったことを力強く証明する完勝。昨年の在籍時もコンビを組んでいた服部茂史騎手も完全に手の内に入れており、ここは初の準重賞制覇への期待が高まる。

3走前に古馬牝馬重賞・ヒダカソウカップを差し切るなど実績面ナンバーワンの○5 ルナクレア(牝4、田中淳司厩舎)も当然有力だが、ちょっと詰めが甘い面を見せる馬だけに“斤量57キロ”をどうこなすかが注目点。

▲1 トンデコパ(牝3、田中淳司厩舎)は今季3歳を迎え、控えても競馬できるようになったことで期待を懸けられる幅が広がった。斤量53キロは有利だろうし、最内枠からロスなく運べれば一発も。

嵌まった際の末脚は最上位とも思える△9 マリノエクスプレス(牝6、米川昇厩舎)は、こちらも“斤量57キロ”を克服できるかがカギとなりそうだ。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単 4→5・1(2点)
3連単(フォーメーション) 4→5・1→5・1・9(4点)

にいかっぷオープンの出走表はこちら

(文/HDK)


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