レース展望・予想

相手緩和でタニオブスカイ「クレマチス賞」(盛岡競馬)

2021/09/06

6日(月)盛岡競馬メイン第11レースは「クレマチス賞」(B1級一組、盛岡競馬場ダート1600メートル)。

◎2 タニオブスカイ(牡6、永田幸宏厩舎)は中央ダート2着2回、3着1回から南関東1勝・C1級を経て今年3月に転入。初戦は太め残りで7着に終わりましたが、ひと叩きされて反応が一変。次走を4馬身差で圧勝しました。続く一戦は9着と凡走しましたが、軌道修正に成功。現在6戦連続で連対を果たして抜群の安定感を誇っています。課題は展開に注文がつくこと。最近3戦は連続で2着に惜敗し、あとひと伸びの差で勝利を逃がしています。しかし今回は3歳馬も含めてメンバーが緩和され、絶好の勝機。決め手を生かして今季4勝目に王手をかけました。

○5 ミズサンフェイム(牡3、菅原勲厩舎)は休み休みの実戦ですが、掲示板外はわずか2度のみ。ほかはすべて3着以上にまとめています。前走も約3カ月ぶりでしたが、2着を確保。3歳A級で2勝の底力を披露しました。ひと叩きされて良化必至。今回から古馬へ編入されましたが、仮に突破ならオープン入りは間違いありません。

▲3 ティーグローリー(セン6、佐々木由則厩舎)は今季2勝をマークした後、5月末から精彩を欠くレースが続きましたが、前走を快勝。好スタートを決め、久々に美酒を味わいました。これで弾みついたのが確実です。

△8 ゴールドクレスト(牡4、齋藤雄一厩舎)はクラスがきつい印象もありましたが、移籍2戦目を快勝で通用を証明しています。

△11 シュリュッセル(牡5、菅原勲厩舎)は堅実な差し脚が武器。前が速くなれば台頭してくるでしょう。

△7 ファッベラ(牡3、千葉幸喜厩舎)はマイペースに持ち込めば持ち味の粘りを発揮。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単 2→8 (ボックス) 2・5・3(7点)
3連単(フォーメーション) 2・5→2・3・5・8→2・3・5・8・11(18点)

クレマチス賞の出走表はこちら

(文/松尾康司)


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