レース展望・予想

エンゼルフクヒメが特別戦連勝目指す「長月特別」（ばんえい帯広競馬）

2021/09/04

9月4日（土）のばんえい帯広競馬メイン第10レースには、「長月特別」（B1級-1組）が行われます。

メンバー10頭中に8月22日のB1級-1組平場戦を使われた馬が8頭いて、上位着順は1着フナノダイヤモンド（牡6、西邑春夫厩舎）、2着オレワチャンピオン（牡6、中島敏博厩舎）、3着エンゼルフクヒメ、4着コウシュハボブ。ほぼ再戦といえますが、特別戦の今回は重量が増え、スピードに加えパワーも要求されます。十勝地方は好天に恵まれ、乾いた砂ですが馬場散水で時計は速くなる傾向です。

◎10 エンゼルフクヒメ（牝4、小林長吉厩舎）660キロを本命に推します。今季12戦して2勝、2着1回、3着4回で、重賞の柏林賞では5着と健闘しています。2走前のベガ特別は強い競馬でコウテイに1秒5差をつけ1着。前走の1組平場戦でも1着フナノダイヤモンドの1秒9差の3着と好調を維持しています。

○2 コウテイ（牡4、槻舘重人厩舎）685キロが対抗です。今季11戦4勝、2着3回の障害巧者です。B1昇級初戦のベガ特別ではエンゼルフクヒメの1秒5差の2着。1組平場戦ではフナノダイヤモンドから7秒7差の6着に敗れていますが、オレワチャンピオン、エンゼルフクヒメとほぼ同時に障害を越えており悪くありません。今回は渡来心路騎手で巻き返します。

▲7 コウシュハボブ（牡4、松井浩文厩舎）685キロが3番手です。メンバー中最多の今季5勝を挙げている好調馬。1組平場戦では1番人気に支持され、1着フナノダイヤモンドの4着と敗れています。しかし着差はわずか2秒7ならここも勝ち負けできます。

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馬単　10→2・7・6・5（4点）
3連単（フォーメーション）　10→2→7・6・5（3点）

長月特別の出走表はこちら

（文／小寺雄司）


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