レース展望・予想

百万石賞3着トップロイヤル復帰戦「成巽閣庭園特別」(金沢競馬)

2021/09/05

9月最初の金沢競馬は通常の日、火曜日で開催されます。9月5日(日)のメインは第10レースの「成巽閣庭園特別」(A1級一組、金沢競馬場1700メートル)になります。百万石賞後休養していたトップロイヤルが後半戦に向けて戦列に復帰します。

◎2 トップロイヤル(牡4、高橋道雄厩舎)は上級では数少ない金沢デビューの生え抜きで、今春にA1級一組を勝つまで15戦12勝、2着2回、3着1回と抜群の成績でトップクラスまで駆け上がってきた逸材です。金沢スプリングカップからは重賞にも参戦し、前走の百万石賞では3着まで詰め寄ってきました。その後は夏休みで北海道へ放牧に出されて、8月中旬に金沢へ戻ってきました。放牧先でも乗り込まれていたとあって、追い切りでは休み明けとは思えない鋭い動きを見せています。念願の重賞制覇を果たすためにも、まずは休み明けから好勝負を演じて弾みをつけたいところです。

○4 ニーマルサンデー(牡7、金田一昌厩舎)は、前走のA1級二組で3コーナーから一気に外を駆け上がって4コーナーで先団に並びかけると、そのまま直線外から伸びてゴール前突き抜けました。大井から転入4戦目で挙げた金沢初勝利で、勝ち切れないイメージを一掃しました。クラスは上がりましたが、引き続き追い切りでは手応え十分な動きを見せており、今回も勝負どころから早めにエンジンがかかれば、上位争いに加わってきそうです。

▲6 トウショウデュエル(牡9、佐藤茂厩舎)は前走のイヌワシ賞で、4コーナー内を突いて3番手まで浮上してきました。直線伸び切れず結果は5着でしたが、南関東の強豪たちを相手に見せ場を作れたのは、まだまだ底力は衰えていない証拠です。特別戦の1700メートルは昨年2勝しており、今回もコーナーを駆け上がって直線入口で先頭へ躍り出ることができれば、直線押し切っても不思議ではありません。

△3 モズオトコマエ(牡7、中川雅之厩舎)は転入初戦の前走のA1級二組で、後方追走のまま9着と見どころがありませんでした。中1週で急激に変わるのは難しいですが、3年前に北海道から遠征してきてイヌワシ賞を勝った実績から、地元馬同士ならもっと走れてもいいはずです。

△7 フォリオール(セン5、加藤和義厩舎)も前走のA1級二組で中団追走から失速し12着と厳しい結果に終わりましたが、外枠発走となった今回は発馬を決めて積極的に運べれば前残りが図れるかもしれません。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 2⇔4・6・3・7(8点)
3連単(フォーメーション) 2→4・6・3・7→4・6・3・7 4・6・3・7→2→4・6・3・7(24点)

成巽閣庭園特別の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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