レース展望・予想

ナムラムツゴローが移籍後初勝利目指す「サードニクスオープン」(名古屋競馬)

2021/08/20

8月20日(金)の名古屋競馬メイン第10レースは「サードニクスオープン」(A級1組、名古屋競馬場1400メートル)。

勝ち負けレベルの馬がそろって大激戦ムードだが、ひと叩き効果が期待できる◎3 ナムラムツゴロー(牡6、坂口義幸厩舎)を狙い撃ちだ。中央3勝(地方条件交流戦含む)の実力派だが、今春移籍した兵庫のオープンでは成績ひと息に終わっていた。そのため手探り面があった転入戦の前走。しかし、二の脚の速さで主導権を握り、大いに見せ場を作って2着に粘り込んだ。東海ダービー馬トミケンシャイリに早めに交わされたため5馬身(1秒)差つけられたが、高い先行力としぶとい粘りはキラリ光った。コース慣れなど多くの面で上積み材料がある移籍2走目。戦歴からも1400メートルへの距離短縮は歓迎材料。同タイプは多いが内の3枠スタートで五分の発馬なら主導権も可能。逃げ切りに期待したい。

好調な○7 シーアフェアリー(牝6、安部幸夫厩舎)は差はわずか。速い流れで展開がハマったとは言え、好位から早めに先頭に立つ“横綱レース”でレベル高い遠征重賞・兵庫サマークイーン賞をゲット。地元ではオープン勝利はないが、備わる地力を証明した重賞初制覇でもあった。逃げ・先行タイプが多く、短距離1400メートルもあって速い流れが予想される。オープン初勝利は十分。

実績上位は▲8 タイガーアチーヴ(牡5、原口次夫厩舎)。前走の名港盃は3/4馬身差で銀メダルに終わったが、先制時の高い先行力と強さを改めてアピールした。外枠スタートで評価を下げたが、注文通り主導権なら当然押し切りが狙える。

着実に力を蓄えてきている△9 キクノゼファー(牡6、川西毅厩舎)に、一発秘める△10 ドリームスイーブル(牡6、倉地学厩舎)も馬券に欠かせない。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 3⇔7・8・9・10(8点)
3連単(フォーメーション) 3→7・8・9・10→7・8・9・10 7・8・9・10→3→7・8・9・10(24点)

サードニクスオープンの出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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